小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

子育てあれこれ

宅浪の結果は1勝1敗、そして新生活へ~米津玄師「LOSER」

今年は特に変化の大きい春を迎えています。 さて、我が家の宅浪生の大学受験結果は1勝1敗。残念ながら第一志望には届かず終わりました。 www.honsaki.com 模試ではずっと良い判定だったのに、本番は五分五分ライン。 第二志望の大学は桜咲き、二男は迷いに…

宅浪生の母の極意は「無の境地」

何事も、経験が多ければいいってものではありませんね。 私、今年、受験生の母4回目ですよ。あの「自分ではどうしようもない相手任せの異様な緊張感」を4回も味わうなんて!(うちの子は2人のハズなのですけどねぇ…(;´д`)トホホ) そんなベテラン(?)…

今月投票初体験の18歳と選挙の話をする

選挙権を手にしてから、投票には欠かさず行っています。しかし、近頃「選挙公報」も「あ~配られてるな~」と思うくらい。まじまじと見ることも減っていたのです。 わざわざ読まなくても、もう、どこの政党の、誰が出馬して、ナニを言っているか、大体お決ま…

離層

季節はすっかり春。良く晴れた日、道端では綿毛を飛ばそうと、タンポポが背伸びしている。 より遠く、新しい良き地へ種が届くように、心地よい風に併せて、ふ~っと息を吹きかける。 旅立つ綿毛は希望に胸膨らませているよう。そして、見送るタンポポに自分…

祝卒業!希望を込めて「光」を選ぶ~back number「水平線」

暖かくなる予報が外れてずい分肌寒かった3月1日、次男の高校の卒業式でした。 正直、どうなることかと思っていたのです。 オミクロン株の流行も、次男本人の体調面も、「無事に卒業式を迎えることができたなんて夢のよう。」と思うほど。 www.honsaki.com …

高校生の過敏性腸症候群が落ち着く&受験生の母は落ち着かない~高校生の息子の心療内科受診3

明日はいよいよ大学入学共通テストです。 我が家の受験生は、緊張のあまり饒舌さが増し、にぎやかさに拍車がかかっています。 それにしても、どうにか無事に受験できそう。母としては、もう、今「受験生になれた」というだけで相当感慨深いです。 なにしろ、…

アレコレ試したので何が功を奏しているのかわからない~高校生の体調不良にジタバタする

高校2年生の頃から、体調を崩してしまった二男。早いもので、現在、受験生Σ(゚д゚lll) www.honsaki.com 少しでも体調改善に効果があるならと、2021年も、そりゃもう「『藁にも縋る』とはこのことか!」と思うほど、色々試しました。 そして、あるあるです…

高校生の二男とケンカして反省中の母のつぶやき

朝っぱらから、高校生の二男とケンカをした母です。 きっかけは些細なコトだったのですけど、ええ、もう、普段から色々とイライラが溜まっていたのです。お互いにね。 相手はデリケートな時期の受験生。朝、家を出る時は、お互い気持ちよく。 わかってはいる…

ツーブロックは「好ましい」のかと思ってた~子どもの校則に疎いのは母譲り

高校生の二男が、ちょいとふてくされて帰ってきました。 服装点検で「ツーブロックだ!」と注意を受けたらしいです。(まあ、今回は「注意だけ」ですが。) 髪型についての高校の校則 ツーブロックは「好ましい」のかと思ってた 子どもの校則に疎いのは母譲…

発達凸凹長男の「開国」の謎について考える~漫画とバイトとレディネス(readiness)

幼い頃から超マイペースで、自分の世界に入っていることが好きだった発達凸凹の長男(現在大学4年生)。 就活を機にその鎖国を解き、家族はびっくり!もちろん就活というきっかけがあったのですが、突然の「開国」の背景には、どうやら「漫画」と「アルバイ…

髪を抜いていた子どもの頃を思い出してみる~自傷行為する側の気持ちと大人の「良くない対応」の一例

自傷行為の一種である「抜毛症」。私が自分の髪を抜き始めたのは、小学校高学年の頃でした。 先日、ある動画を拝見し、その頃の自分と、周りの大人の対応を思い出していました。 今回は、決して恨みつらみではなく、あまり「良くない対応」の一例として、私…

「夏休み」と言えば~憂うつな三者面談&自由研究おススメYouTube

本格的な夏がやってきました。まだまだ先は長いのに、暑くて既にバテバテです。 夏と言うことは、やってきますね。子ども達の「夏休み」。そして、夏休みと言えば宿題(&毎日の昼ご飯(-_-;))。 親は丸つけもあってなかなか疲れたし、自由研究も付き合うの…

「就活生の親」初体験中~発達凸凹子育てのゴールはもうすぐ!?

隣県で1人暮らし中の大学生の長男。 4月には、どうやら無事に4年生になった模様です。(肝心なコトは連絡してこないのですよ!) 大学4年生と言えば…そう、ついにやってきました。発達凸凹の長男について、最も心配していたコト。「就職活動」です。 発…

診察を2回受けて転院を決める~高校生の息子の心療内科受診2

高校3年生になり、登校できない日が続いていた二男。 最初に受診した心療内科の医師の対応は、納得のいかないものでした。 www.honsaki.com 私は、迷った末、診察を2回受けただけで、転院を決意しました。 ※我が家のイチ体験談であり、様々なケースの中の…

高校生の息子の心療内科受診~初めての心療内科は医師との相性が最悪だった

昨年から調子の悪かった二男も、いよいよ高校3年生。高校3年生と言えば、それまで以上に相当なストレスにさらされる時期ですよね。 進級してから、さらに体調が悪化してしまい、心療内科を受診することになりました。 www.honsaki.com 過敏性腸症候群+朝起…

高校生二男はとっくに親離れ、母は親バカ炸裂中

来年(2022年)の春から、「成人」は18歳以上。 なんと、高校生の二男は「2022年4月1日」に成人を迎えますΣ(・ω・ノ)ノ!(2002年4月2日生まれ~2004年4月1日生まれは、皆一斉にその日に「成人」。) あらまぁ。制度上とはいえ、二男が「未…

孤独な母親には他人の優しさが身に沁みる~宅急便のおにいさんがくれたモノ

それは、20年程前のこと。発達凸凹長男が2歳になろうかという頃の、ある夕暮れ。 孤独な母親だった頃 車&電車好きの長男 宅急便のおにいさんがくれたモノ 孤独な母親だった頃 「お子さんが病気の時、頼れる人がいないのでは、ちょっと…」と言われ、育児…

初バイトがコロナ禍のスーパーマーケット~発達凸凹長男のアルバイト

「今月からアルバイトを始めることにしたよ~。」 近県で1人暮らし中の長男(大学生)から、内容の割にの~んびりしたLINEが届いたのは、2020年3月のことでした。 アルバイトのきっかけが見つからない 初バイトがコロナ禍のスーパーマーケット!? 予…

高校生の息子が過敏性腸症候群と診断される~ストレスを減らすのは結構難しい

中学生までは、幸いなことに、ほとんど病院にお世話になったことのなかった高校2年生の二男。 新型コロナウイルス対策の休校が明けた6月ごろから、少しずつ体調不良の訴えが増え、9月には、激しい腹痛で学校に行けない時期がありました。 腹痛で学校に行け…

「時間の融通が利く人」は「暇な人」だと思われがち~「続けられるか?」を意識して受け入れる

最近は、割と時間に余裕がある「時間の融通が利く人」だ。 子どもたちの義務教育も終わり、実親の介護も終わり、義両親は今のところ元気。ちょっと急なシフト変更でも、急な用事でも、何とかできる。 でも、少し前までは「融通は利く」けれど、決して余裕は…

近所のおばちゃん赤ちゃんの声に癒される

我が家は高齢化の進む古い「新興住宅地」の一角。まあまあ交通の便が良い所なので、徐々に建替えも進み、最近は、若い世帯もちらほら見かけるようになってきた。 赤ちゃんの声は癒される 長男とお隣さん 近所のおばちゃん密かにエールを送る 赤ちゃんの声は…

あふれる情報や意見から傷つかずに学ぶために~受け取る側が気をつけたいこと

若い頃は「鉄の女」だの「鋼のメンタル」だの「心臓に毛が生えている」だの言われていた。 そんな私のハートだって、ところどころはガラスで出来ていたりもするんだけどな。特に、息子たちのこととなるとさ。なんて密かに思う。(約4,000字と、長くなってし…

発達凸凹でグレーゾーンなことを本人へ告知する

「僕は、何か病気なの?」長男に尋ねられた時、私は言葉に詰まってしまった。 無料相談を受けた民間の支援施設は海の近くで、帰りのバスを待つ間、海辺で遊んでいた。 「波が大きな音をたてるけれど、大きな音が苦手な長男も、自然の音ならば苦にならないん…

思春期の息子に「人付き合い」について説かれる更年期の母

イライラすることが多かったのです。思わずブログに愚痴が漏れ出てしまうほど、あっちでも、こっちでも。 そして、高校が休校中のため、家には軟禁状態の二男。 始終顔を突き合わせている二男に、つい、ポロリと愚痴を口走ってしまったのです。 「態度に出し…

とあるブログに救われた~発達凸凹長男の受け入れ方に気付かされた

発達凸凹の長男(現大学生)の小学校生活は、トラブルが多かった。 いじられてふさぎ込んでいる時もあれば、逆に「意地悪をした」と学校から連絡があることもあった。その度に、相手に謝罪の電話をかけ、長男に注意する。 そんな日々のなかで、私はどんどん…

雑記ブログを続けているのは「そこにいる誰か」へエールを送りたいから

Googleアドセンスに合格し、広告表示されてはいるものの、そんなこと忘れるくらい何の足しにもなっていません。 そんなこと威張って言うことではないですね。情けないことでございます(;'∀')。 特化ブログにしないのは ブログのあの子はどうしているかな 「…

就学前に焦ったことが兄弟で大違いだった~発達凸凹長男の似顔絵・二男のひらがな

同じ親から産まれ、同じような環境で育ったハズなのに、兄弟とはこうも違うものか。 外見は割と似ている5歳違いの我が家の息子たち。しかし。性格、食の好み、社交性、オシャレ感覚・・・何もかも、むしろ正反対ではないだろうか?? 似ているところと言え…

記述式も延期!?それでも「必要となる力」の変化は進んでいく~親も「変化を理解する」ことが大切

高校1年生対象の「進路講演会」で、変化のスピードが早いこれからの社会を生きていく子どもたちの、進路についての考え方について記事を書きました。 www.honsaki.com 今回は、講演会の中で触れられていた「教育改革」に関する内容と、私の感じたことを書い…

「進路講演会(高校1年生対象)」に行ってきました~広がる未来が眩しい!けれど大変そう

先日、二男の通う高校で実施された1年生対象の「進路講演会」に行ってきました。 進学する生徒が多いので、基本的には進学前提の話。今回は忘備録も兼ねて、講演の内容を書いています。 寒い寒い体育館での行事に参加すると大抵体調を崩すので、今回はボデ…

「そんなことまで?」と思っても具体的に伝える~発達凸凹に「自然と身に付く」を期待しない

とある民話の一場面。たわわに実った柿を前に、出かける親から少年は「見ていなさい」と見張りを言いつけられる。 親が戻ると柿は見事になくなっている。「見ていなかったのか!!」と怒る親に少年は、ケロリとした顔で答える。 「カラスが沢山やってきて、…