小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

自分話

幸せですかと問われる気がする~『また、同じ夢を見ていた』住野よる

二男から「おススメ」だと渡されたのだけど、ちょっと放置していた。 『また、同じ夢を見ていた』著:住野よる 正直に言うと、この作者の『君の膵臓をたべたい』は、あまり心に響かなかったのだ。 映画化されたし(主題歌はMr.Children♡)、話題の本だったし…

明日のことは never knows~ブログ1周年

履歴書を見て「何も悩みなんかないでしょう」と言われていた若かりし頃、 「なんの苦労も知らない人に、他人の痛みなんてわからない」なんて言葉をぶつけられていた頃、東京で公務員として働いていた。 履歴書だけを見れば、何の苦労もせずにスクスク育った…

Tさんのキーパーソンへ愛をこめて~認知症病棟の思い出2

お盆やお正月が近づくと、 以前勤務していた精神科の認知症病棟では、キーパーソンへの定期連絡の作業が加わった。 私は何の資格もなかったけれど、当時、病棟の人員要件とかなんとかで、大卒というだけで家族対応の係を任されてしまった。 普段は、入浴・排…

「キーパーソン」について考える夏にしよう~離れて暮らす実親の介護1

みそっかす扱いだった末娘の私が、約10年前、離れて暮らす要介護の両親のキーパーソンになった。 自分の保護者であった親も、高齢になると立場は逆転する。 母の入院時、身元保証人の欄に、自分ではなく娘である私の署名を求められた時の父は、少しだけ小さ…

「香りの成分は秘密です」蚊取り線香アロマの恐怖~人工的な香りが苦手な話2

夕刻、日中の猛暑がわずかに和らぐと同時に、蚊の出る時刻。 そして隣人が庭の畑に出る時刻。 隣人は、ここ2~3年、良い香りがすると人気の、アロマタイプの蚊取り線香がお気に入りのようで、畑作業のお供に連れてきます。 隣人の畑は庭の敷地端。そして我…

忘れても感情が心に積もっていく~認知症病棟の思い出1

まだ、認知症が「痴呆」と呼ばれていた頃、精神科の「老人性痴呆病棟」に勤務していた。 もちろん介護保険制度の生まれる前。呼び名も違えば、対処もまるで違っていた。 その病棟では、机とイスが並ぶ、だだっ広く妙に明るい空間で、日中60人が過ごしてい…

ママ友グループでの「あだ名」をお断りした話~名前を支配されたくないのだ

あの微妙な関係について、広く通じやすいから敢えて使っている言葉「ママ友」。 それがさらにグループと化すと、自他ともに認める「コミュニケーション難ありあり」の私には、ハードルどころか高い壁となって立ちはだかっていた。 義務教育が終了すると、嘘…

初めてドラマのDVD購入を考えた~初めて恋をした日に読む話

告白って勇気がいりますよね。 読者の皆さまに何と思われても、「えぇーーっ」とドン引きされても、読書数が激減しても、書きたいこと書くブログなんだから気にしなくていいハズ。 それなのに、なかなか書く勇気が持てなかったのです。 でもやっぱり言わずに…

「香り文明」に馴染めない~人工的な香りが苦手な話

繊細とか敏感とは縁のない、田舎育ちの野生児だと自負していたのです。 はかなげなクララに憧れる、アルプスのペーターのように、踏まれても起き上がる雑草のように、私は逞しいタイプなのです。 そんな私が、どういう訳か「香り」、それも「特定の香り」に…

肩に降る雨(中島みゆき)~励ましの歌ではないけれど励まされた雨ソング

アイドルグループに詳しくないので、正直誰がどのグループに所属なのかもよくわからなかった私が、少し前に判別できるようになったのが「 関ジャニ∞」のみなさん。(ファンのみなさま、ごめんなさい。) たまたまつけた「関ジャム 完全燃SHOW」が楽しかった…

若い俳優さんのインタビューにハッとさせられる~まず自分のやるべきことを全力で

仕事でもプライベートでも、世間のニュースにも妙にイライラモヤモヤしていたのです。 あれにもこれにも、感情が引っかかってしまう。 は?それ言っちゃう? げ!なんで? え?どういうこと? 何でもかんでもイライラする。 これって、反抗期か?いや、むし…

カタツムリ速度~ようやく100記事

ぼちぼち更新のブログですが、おかげさまで、ようやく100記事を迎えました。 振り返れるくらいの量になったな~と、少々感慨深いですが、それにしても時間がかかりました。 季節柄、カタツムリ速度とでも言いましょうか。 ブログを書くことが日常になって…

ビワと青田波の景色

昭和一桁生まれの父を見送ってから、もうすぐ5年になる。 父は、娘から見ると、大きくて強くて厳格で、滅多に怒らないのにとにかく怖くて、そして頼もしい人。 幼い頃から、身体の弱い母が寝込むたびに「死んでしまうのだろうか」と怯えていたのに、私はな…

真に肯定されたと感じる喜びは支えになる~親から与えられなかったとしても

柄にもなく甘酸っぱいことを書いたのは、「肯定される」ってことについて考えていたから。 www.honsaki.com そして、なぜ肯定されることについて考えていたかと言うと、柄にもなく年甲斐もなくハマってしまった、ドラマのセリフがちょっと沁みたから。 受験…

言わないでほしいこと

中学生の頃はまだ、土曜日は半日授業が当たり前。 家にいるのが嫌いだった私は、この半ドンが嬉しくて、部活がない日も、なぜか配られる牛乳で空腹をごまかしながら、可能な限り学校に残っていた。 その日もぐずぐずしていたら、廊下で何やら揉め事発生。 ち…

決め手は「自分が納得できるか」

その決断を下した頃の私は、あらゆることに自信を失っていた。 結婚後に見つけた仕事は、数年後、長男の育児休業明けと同時に退職した。 復帰の話に行ったハズが、「子どもが病気になっても、シフトに穴を空けないようにしてもらわないと復帰は無理」との言…

アオレンジャーの立ち位置が落ち着く

平成すっとばして昭和の頃。私は「魔女っ子メグちゃん」や「キャンディ・キャンディ」よりも「マジンガーZ」が大好きな女の子だった。 アニメ派ではあったけれど、「秘密戦隊ゴレンジャー」も好きだった。 戦隊モノのはしりで、アカレンジャー、アオレンジ…

断捨離しながら親としての自分を思う

長男が一人暮らしを始めて1年以上経って、ようやく彼の置いていった荷物を整理し始めているところ。 受験直後は、親の方が捨てきれない気持ちで、 「そのうち片づけるから段ボールに入れて置いておいて」と話していた予備校のテキストやテスト。 親の方が捨…

桜を見ると国語の教科書を思い出す

桜を見るならば、満開よりも八分咲きのタイミングが好きです。 「さあ、今から!」という期待に胸膨らむタイミング。 若干寒の戻りがあったので、近所の、勝手に銘木扱いしている木も、今ちょうど良い咲き具合です。 教科書大好きな子ども時代 小学生の頃か…

前向きになれない気分なので服を1つ捨ててみる

春は前向きにならなきゃいけないような気がする。 別れは寂しいけれど、新しい世界は不安だけれど「でも、さあ、前を向いて!」なんてさ。 せっかくブログを訪問いただいてるのだから、何か前向きなことをさ、 読んで元気出るような、辛くてもがんばってるよ…

久しぶりのブログは病欠明けの学校の気分

前記事でめまいについて書いたのは、予感がしたのか、やはり少々体調が悪かったのか・・・ 普段からぼちぼちではありましたが、1週間以上間があいてしまいました。 なるほど、一旦更新が止まると、そのままフェードアウトしてしまう気持ちがわからなくもない…

私の春は「めまい」の季節

日差しが暖かく春らしい日が多くなってきましたが、時々寒の戻りもあり、不安定な天気が続きます。 春は、生活も気候もとにかく変化が激しく、落ち着かない季節ですね。 寒さが苦手なので、春が来るのは嬉しい。 空の色も柔らかくなり、花が開き始め、新しい…

あらかた50の手習い~マスカラとブログ

結果はひとまずおいといて、二男の高校受験終了!! 受験が終われば、しばらく行事やイベントが続きます。 着るものは、以前のスーツをフル活用するとして、それなりに年季の入ったフェイスを、何とかしなければ。 以前、まつ毛の白髪について記事を書きまし…

小さな草花のたくましさに惹かれる

子どもの頃から、草花が好きでした。 田舎育ちだったので、小学校からの帰り道は、アスファルト舗装されていない道。 道端には、何かしらの雑草がたくましく生え、名も知らぬ花を咲かせていました。 小さな花を見つけると、小さな世界に引き込まれるような、…

次兄の手作りお雛様

私には、兄が3人います。 三人三様、あまりにもタイプの違う兄たちでした。 思い出したくもない長兄とは正反対で、次兄は大人しくて優しく、努力家タイプ。 ただ、母の身体が弱かったためか、一緒に生活していない時期もありました。 学童期に大けがをした…

「施顔」と記憶していたけど「顔施」~J教授の言葉

小学校から大学まで、たくさんの先生方に出会いましたが、「恩師」という言葉で思い出すのは、小学生の頃大好きだったT先生と、大学時代の研究室のJ教授。 今回は、J教授の思い出話です。T先生についてはこちら ↓ T先生からの宿題 - 小石の眼から見た景…

振り向くと「これが落ち着いたら」だらけ

何だか落ち着かない日々です。 二男の進学できる高校が、公立か私立かで、家計のやりくりだって変わってきます。 もし、公立だめだったら、もっと自分の収入を増やさないと。 今の職場の居心地いいけど、時給は上がらない。ふと目に入った求人オリコミ広告を…

梅は寒苦を経て清香を発す~早春の花の香りが好き

桜も好きなのですが、華やか過ぎて、自分とは縁遠いような気がしてしまいます。散ってしまう印象が強すぎて、美しいと思いつつも、どういう訳か寂しさを感じてしまうので、どちらかと言うと梅の花の方が好き。 特に、香りを頼りに、ひっそりと咲いているのを…

「SONGS」が中島みゆきさんだったので歌が目にしみる~ホームにて

2019年1月26日土曜日の「SONGS」は、中島みゆきさんでした。 www6.nhk.or.jp 幅広い年代の人に中島みゆきさんが愛されていると言われると、嬉しくなります。 芸能人にせよ、スポーツにせよ、何かにつけて「自分は人気が出る前からファンだった」とか、「売れ…

抜毛症と美容師Aさんとブログ

美容師Aさん(男性)の運営する、その美容室に月1回ペースで通うようになって、もう15年近くなります。 Aさんの美容室に出会うまでは、店内の照明や音やニオイ、そして何より美容師さんとのお喋りが苦痛でした。 その最大の原因は、私が抜毛症を抱えて…