認知症
近頃、義母の認知症が「ちょこっと」より少々レベルアップしてきました。 www.honsaki.com 認知症病棟に勤務していたこともあり、自分では認知症について少し理解しているつもりでしたが、妻・母親が認知症を患うことに直面する義父や義兄、夫と接する中で、…
2022年10月スタートのドラマ「ザ・トラベルナース」第2話まで見たのですが、もう次の放送は第6話。 なにかと慌ただしい毎日で、録画が溜まる一方。追いつける気がしなくなってきました。 とはいえ、結構興味深いドラマ。第2話は「口から食べる」ことにつ…
もの忘れ外来で「認知症と年相応の境界(ボーダーライン)」と診断された義母。 社交的でお喋り上手のため、一見「ちょこっと認知症」は目立ちませんが、日々の生活で、少しずつ困ったことは出てきます。 www.honsaki.com 「あら?電話(スマホ)どこかしら…
認知症と年相応の境界(ボーダーライン)の状態の義母。義父の入院をきっかけに、認知症が悪化したような言動が、しばしばみられました。 義母の様子を家族で注意深くみていると、おかしな言動の原因は、水分不足や低栄養である可能性も考えられました。 www…
もの忘れ外来では「まだそこまで深刻な認知症ではない」と診断された義母でしたが、義父の入院という「非日常」の訪れで、おかしな言動が多々みられました。 www.honsaki.com それにしても、急に認知症が悪化したように感じられる言動の数々。様子見でいいの…
義母がヘソクリを紛失したことをきっかけに、認知症を疑い、年明けには「もの忘れ外来」を受診しました。 www.honsaki.com 結果は、「認知症と年相応の境界(ボーダーライン)」。特に治療の必要もなく、経過観察。 しばらくは「いつも通りだし、年相応なの…
昨年末に「もの忘れ外来」を予約しようと電話をかけたのですが、年明けまで予約が取れない状況でした。きっかけは、義母のヘソクリがなくなってしまったこと。 www.honsaki.com ヘソクリなので、義父に隠れてコソコソ探すも、捜索は難航。 始めは「もしかす…
義母がコツコツ溜めたヘソクリが無くなるという、怖い事件が発生しました。 www.honsaki.com その続きです。 再捜索は一旦延期 ヘソクる義母には理由がある 作戦を練り直す 再捜索は一旦延期 前記事をUPした後の週末、再捜索のため夫と義実家へ。 押入れの…
我が家にとって色々な意味で怖い事件が起こったのです。 義母のヘソクリがありません 泥棒?認知症?どちらでも怖い 年齢を重ねたらヘソクリも考えよう 義母のヘソクリがありません 比較的近所に住んでいる義両親の様子を見に、月に1回ほど顔を出しています…
※本文中青太字は、さだまさし「療養所(サナトリウム)」の歌詩を引用しています。 私が子どもの頃(大体40年程前)は、よく言われていた。「人は歳をとると、子どもに帰る」と。 自分が年寄りになるなんてイメージできるわけもなく、近所のお年寄りや自分…
介護保険制度の生まれる前、まだ、認知症が「痴呆」と呼ばれていた頃、精神科の「老人性痴呆病棟」に勤務していた。 精神疾患で長期入院のまま高齢になった人のうち、症状が落ち着いている人も、認知症の人も、ひとくくりに「痴呆」としてその病棟で過ごして…
離れて暮らす実親に介護保険の利用を勧め、本格的に遠距離介護が始まったのは、父の入院がきっかけでした。 www.honsaki.com でも、その数年前(70歳前半)から、少しずつ「母の言動がおかしいな?」と思ってはいたのです。※約10年前に他界した、実母の話…
秋が深まると、思い出す人がいる。 まだ、認知症が「痴呆」と呼ばれていた頃に勤務していた精神科の痴呆(認知症)病棟に、ある日、小柄な女性(Kさん)が入院された。 大正初期生まれのKさんは、小柄なうえに腰がひどく曲がっていたので、お顔が私のお腹…
明るい窓際のイスに腰かけ、温かい笑顔を浮かべているA子さんは、少しふくよかで、ふんわりとした髪の持ち主。 その髪は真っ白だけど、まだ自分は二十歳前なのだと教えてくれる。 以前勤務していた精神科の認知症病棟では、私が働き始めて数か月後に「患者…
お盆やお正月が近づくと、 以前勤務していた精神科の認知症病棟では、キーパーソンへの定期連絡の作業が加わった。 私は何の資格もなかったけれど、当時、病棟の人員要件とかなんとかで、大卒というだけで家族対応の係を任されてしまった。 普段は、入浴・排…
まだ、認知症が「痴呆」と呼ばれていた頃、精神科の「老人性痴呆病棟」に勤務していた。 もちろん介護保険制度の生まれる前。呼び名も違えば、対処もまるで違っていた。 その病棟では、机とイスが並ぶ、だだっ広く妙に明るい空間で、日中60人が過ごしてい…