小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

離れて暮らす実親の介護

高齢の親へ重要な郵便物が届く時期には声をかける(2022年は保険証が2回届くので特に注意!)~離れて暮らす実親の介護7

早いもので、来週はもう8月ですね。職場のクリニックの窓口が、いつも以上にてんやわんやする時期です。 現在、発熱の方の検査もあり、コロナワクチン4回目の接種も始まり、すでに大騒ぎ。来週からどうなることやらと、ちょっと憂うつなのです。 重要な郵…

実母にとって「家に戻る」は「職場復帰」~離れて暮らす実親の介護6

10年以上前に他界した実母は、2度救急搬送されたことがありました。 2回とも、「今夜がヤマでしょう。」と医師に言われ、延命治療の判断を求められ、子ども達がベッド横に集合したりしました。 www.honsaki.com しかし、幸いなことに、奇跡的に搬送前の状…

実母が「認知症」かと思ったら「軽い鬱状態」だった話~離れて暮らす実親の介護5

離れて暮らす実親に介護保険の利用を勧め、本格的に遠距離介護が始まったのは、父の入院がきっかけでした。 www.honsaki.com でも、その数年前(70歳前半)から、少しずつ「母の言動がおかしいな?」と思ってはいたのです。※約10年前に他界した、実母の話…

「関係があまり良くない実親の介護」のコツは自分を大切にすること~離れて暮らす実親の介護4

地味にシリーズ化していた「離れて暮らす実親の介護」だけれど、「私が書く意味って何だろう」と迷っていた。 私が介護していたのはちょこっと前の話で、今や介護についての情報やブログ記事は有意義なものが沢山ある。 私が書けることは「関係があまり良く…

押しかけ商売も要注意!「何でも屋さん」はお坊さん?~離れて暮らす実親の介護3

巷には、高齢者を狙った詐欺や、詐欺とまで言わないにしても、紛らわしい売り方、「いかにも」なうたい文句、あの手この手で財布のひもを緩めさせようとする商売が存在している。 取り締まり、注意を促しても、次々新手の何かが生まれ、イタチごっこだ。 段…

親の健康食品の定期購入が悩ましい~離れて暮らす実親の介護2

亡き父は、知的好奇心旺盛の「新しもの好き」で「買い物好き」でした。 身体が思うように動かなくなり、車を手放し、外出がままならなくなってからは、それまで以上に通信販売を利用するようになっていきました。 1つ買えば、これでもかと届くカタログを、…

「キーパーソン」について考える夏にしよう~離れて暮らす実親の介護1

みそっかす扱いだった末娘の私が、約10年前、離れて暮らす要介護の両親のキーパーソンになった。 自分の保護者であった親も、高齢になると立場は逆転する。 母の入院時、身元保証人の欄に、自分ではなく娘である私の署名を求められた時の父は、少しだけ小さ…