小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

図書館ではお静かに。子どもも、そして大人も。

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用事ついでに久しぶりに市立図書館へ立ち寄りました。子どもたちが小さい頃は時々通いましたが、今はついでの時にちょっとのんびりする程度。

本に囲まれているのが好きなので、何を読むためというより、図書館にいる幸せを感じるために立ち寄る変な私。雑誌コーナーで園芸雑誌などをパラパラしてきました。

 

子どもの声は可愛いけど耳に入ってくる

私も絵本を借りに子どもを連れてきたことがあります。今日もお母さんと一緒の可愛らしい女の子がいました。2~3歳かな~。本がいっぱいあってテンション上がるよね~おばちゃんわかるよ~。

「カエルさんだ!おかあさん!カエルさんがいる!」

「おかあさ~ん! ほらこっち!カエルさんだよ!!」

「みぃてぇぇーー!カ・エ・ル・さ・ん!!」

…えーっと…おかあさん。他のとこ行ってないで、見てあげてもらえないでしょうか…。おばちゃんが見に行ってしまいそうだよ。

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 別の親子が入ってきました。お父さんと長靴の男の子。これまた3歳くらいかな~。かわいらしいねぇ。(何だか、あやしいおばちゃんになってます。)

お父さんを追いかけて走ってます。

バタバタバタ・・

本を見つけて、またダッシュしています。

ドドド・・バタバタ・・

思わず大きい声がでちゃうことはあるでしょう。まだ小さいし、思わず走りたくもなりますよ。わかってるんです、元気な男の子二人育ててきましたから。

可愛らしいし、腹はたちませんが、でも気にはなります。隣の新聞読んでるおじいさんは「ちっっ!」って感じです。

 

「言ってわかる時」は突然じゃないからこそ

今は厳しい注意は逆に責められる時代のようだし、叱らない子育てのほうが、確かに優しくて幸せな子どもになりそう。自分の子育てが一段落したとはいえ、それが良かったのか悪かったのか、まだ全然自信がありません。

ただ、一つ思うことは、「言ってわかる時」って「5歳になったから、言ってわかるね!」などと、すっぱり区切りがあるわけじゃないってこと。まだ歩けない赤ちゃんの頃から、言ってわかるお年頃まで、毎日毎日連続している日々だってことです。

 

「まだ小さいから」「言ってもわからないから」「子どもは騒ぐものだし…」と言う人がいますが、言ってもわからない幼い子にも「図書館では小さい声で話そうね」「静かに本を読むところだから走らないんだよ」と、いつかわかる時がくるまで、親が伝え続けなければいけんのではないかと私は思います。

親御さんは、放置せず、言葉の意味がわからないかもしれないけれど、伝え続けてほしいなと思います。そして、それでも、思わずやってしまうことには、周りは寛大でありたいなと思います。

 

お手本になっているか、大人も気をつけなければ

子どもを嫌がってた隣のおじいさん、結構人が多いのにソファーの座面に新聞広げて読むのはどうでしょう。その隣のおじいさん、ばっさばさ!ばっ!!とえらく大きな音たてて新聞めくってます。

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向こうでは携帯で大きな声でお話している女性。待ち合わせでしょうが、外で話してほしいな。

さっきから携帯を見ている男性。ピッコンピッコンっていわせるのやめたほうがいいんではないかな。

偉そうな自分も、今日はスニーカーじゃないから歩く時気を付けた方がよかったな。ごめんなさい。

 

これがマナーだ!あーするのが正しいんだ!!なんて、あまり堅苦しいのもどうかと思いますが、図書館では「静かにしようという気持ち」が大切ですよね。子どもも、大人も。