二男の中学校の文化祭がありました。
PTAの役員をした時は、写真撮ったり、バザーでパンを販売したりと、朝からガッツリ参加して、それはそれで楽しかったのですが、今は息子の出番だけサラッと見に行く冷めた 保護者Aです。
文化祭というか合唱コンクール
プログラムを改めて見ると、朝からずっと、全学年クラスごとの合唱です。
昼に吹奏楽部の演奏会がありますが、いつも寸劇をする生徒会も今年は歌。
ん~・・正直ちょっとつまらん物足りないな~。
もう、文化祭じゃなくて、音楽祭?クラス対抗合唱コンクール?
美術部が、看板とパンフレットの表紙を頑張っていました。いかにも中学生らしくて、大人には面はゆい感じ。
でも、その他は、授業で書いた習字などが、廊下に少し展示されていただけ。さらにステージ発表時間は校舎に入れない・・いつ見るんだ??
以前その中学校は、3年生だけ合唱ではなくクラス劇がありました。これまた中学生らしくて、見ている方は結構楽しかったのですが、何故か6年ほど前から劇は中止となり、全学年合唱のみとなりました。
何か問題があったのかもしれないし、先生も生徒も忙しいとか、毎年劇が重荷だとか、仕方のない理由が色々あったのかもしれません。
気楽に見てた方としては、ちょっと残念な気もします。
文化祭の劇に情熱を注いだ中3の夏の思い出
「お母さんが中学生の頃は~」などと言うと、「時代が違う!」と息子に文句を言われるので、ブログでしか言えませんが、私は、中3の夏、文化祭の劇に情熱を注いでいました。(おいおい受験生は夏が勝負って息子には言ったじゃん!)
たまたま生徒会に駆り出されていたのですが、恒例の劇の内容が決まらない!夏休みに各々書いてこよう!となりました。
心の中に秘めていた「女優になりたい!演劇したい!」欲求が燃え上がり、宿題そっちのけで超大作学園ドラマを書きあげ、2学期に、鼻息荒く他のライバルと見せあおうとしたら・・・書いてきたのは私だけでした。⇒ 中身はともかく 即 採用!
脚本、監督、脇役出演の3役!生徒会の皆をビシビシしごき、超長セリフの苦情にも耳を貸さず、忙しいのでクラスの劇はナレーションと音響で参加させてもらいました。
そりゃあもう 楽しかった!
ちょっと 優等生キャラで、大人しいかも?と、私を誤解していた生徒会のみんな!これが、猫をかぶれなくなった本当の私よーー!というハイテンション。今思うと、なんかちょっとごめんという感じですが。
ご多分に漏れず、文化祭後はしばらく腑抜けになりましたが、自分の訴えたいことを表現することに、あんなに情熱を注いだのは、後にも先にもあの時だけだったと思います。
こんな変わった人が、毎年いるわけではないから、やっぱり大変なのかもしれないけれど、貴重な体験だったと思うんだけどな。
いい学校に推薦もらえたとか、仕事に生かせたということが人生において意味があるとするならば、何の役にもたたなかったですが。
不思議な歌が優勝でした
二男たちも合唱の練習をクラスごとに頑張っていたらしく、最初はあまり乗り気ではなかったのに、直前には朝練にいそいそと出かけていました。
クラスで一つのことに力を(声を)合わせるのも、良い経験ですよね。合唱を否定する気はないんです。
最後は、先生方の合唱もあって、授業や生徒指導、さらに部活とお忙しいのに、時間見つけて練習されたんだと思うと、自然とありがたいな~という感謝の気持ちがわいてきました。
それにしても、中学生の合唱曲って、時々不思議な曲がありますよね。平和とか希望とか、メッセージ性が強いものがあるのは、わかる気がしますが、
ん?何が言いたいのかなこの歌?という、宇宙とか、あくびとか・・歌詞が謎すぎな歌がありました。テンポが急に変わったり歌いにくそう。
今日はその不思議な歌のクラスが優勝でした。文化って難しい・・・。