小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

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病院受付おばちゃんがモヤモヤする時の心の声

急に寒くなりましたね。小さなクリニックも特に忙しい季節到来です。

受付事務パートのおばちゃんは、単に動くからか、更年期障害なのかわからない汗をかきつつ、バタバタしています。

 

今回は、病院の受付で対応しながら、仕事とはいえ、内心モヤモヤする時の心の声をお届けします。つまりは愚痴を吐き出します。ごめんなさい。

 

 

定期薬の人に加え、風邪症状の人、インフルエンザ予防接種の人、季節の変わり目でなんか調子悪い人などなど、普段よりかなりごった返す待合室。

ピリピリしています。「お待たせしてすみません」と思いつつ頑張ります。

 

初老の男性。風邪で咳がひどいのなら、予防ではなく、他人にうつさないためにマスクしてきてください!

1枚10円のマスクをお願いしたら「家にあるからいらん!」と大きい声出すのやめてほしいです。今ここになけりゃ意味ないじゃん

 

 

20代でしょうか、若い男性がやってきました。受付簿には既に10人以上の名前。

「何分待ちますか?あと何分で終わりますか?」

いやいやいやいや。わかるわけないじゃん!

「申し訳ありませんが、前の方の症状によっては、検査などが入るかもしれませんので、はっきりお答えできません。」と答えると

「あと何分かかるかって聞いてんだよ!」

おブチ切れなさいましてございますわよ。

 

あなたの前の10人、どんな病気かわからないし、検査が必要かどうかもわかりません。あなたの症状も不明だし、インフルエンザの検査もするかもわからない。

レントゲンとか心電図とかの検査専門の人員なんていませんから、検査は医師と看護師がやるのですよ。医師も看護師も1名ずつなのだから、診療遅くなるのです。

 

こういう人に限って、「大体30分」なんて答えようもんなら、「30分って言ったのに、過ぎてるじゃないか!どうしてくれるんだ!」って怒るんですよ。

徒歩圏内に複数の病院があるのだから、予定時間わからなくてご不満なら、他所行ってくださいませだわよー。 

 

今どきの病院は、スマホで予約が取れたり、順番がわかったりして便利ですよね。

私も、子どもの受診の時は、スマホで予約できる小児科に行きます。

 

うちのクリニックは、スマホなんて使えない高齢の患者さんが大多数。導入予定はありません。

デジタル難民が存在する、もうしばらくの間は、こんな古いクリニックも必要なんではないか?と思っています。

いずれ淘汰されるでしょうけれど、院長もお歳なので引退するでしょう。

(その時の自分の年齢での転職は、かなり不安・・・)

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午前の受付時間を15分以上過ぎた頃「受付終了」の札を押しのけて、常連さんがご来院です。

「もう終わり?間に合うように来たんだけど~」

いやいや・・間に合ってないから

「出がけに隣の家の人に話しかけられて話してたのよ!私は間に合うように出たのよ!」

知らんがな

「受付時間終了していますので、院長も訪問診療の準備がありますから、午後からいらしてください。」

「はぁ?もう薬が切れるのよ。今日の夜の分ないのよ!午後は無理なのよ!どうするのよ!」

し・ら・ん・が・なーー!!

毎日飲む定期薬が急に無くなるんじゃないんだから、早めに来たらいいんじゃない?

お隣の人とのお喋りを、また今度にすればいいんじゃない?

そんなニーズのために、私たち昼ごはんもそこそこに働けと??

 

 この60代の女性、確信犯だと言いたくなります。もう数回見かける光景です。

受付時間終わって、ごり押しして入れば待ち時間ないですからね。

結局、午後は来れないとか色々ごねられ、「今回だけです」と言って、受診して帰られました。 

 

 医者は神様じゃないし、患者も神様じゃないですよね。

 病院の受付だからって、ペコペコして言うこときかなきゃいかんのかね?って思うケースが、ごくまれにあります。

仕事ですから笑顔で対応しますが、とはいえ、内心モヤモヤはします。

 

その何倍もの患者さん達が、「ありがとう」と笑顔をかえしてくださるので、嫌いな仕事ではないのですけどね。

長々愚痴で、失礼しました。