小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

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振り向くと「これが落ち着いたら」だらけ

何だか落ち着かない日々です。

二男の進学できる高校が、公立か私立かで、家計のやりくりだって変わってきます。

もし、公立だめだったら、もっと自分の収入を増やさないと。

今の職場の居心地いいけど、時給は上がらない。ふと目に入った求人オリコミ広告を眺めたりする私。

ブログがとても楽しいけど、その時間を使って、クラウドワークスで、もっと色々な仕事に挑戦した方がいいのでは?

 でも、今挑戦を始めて、卒業式から立て続けの行事などなどで忙しくなったら、納期守れなくて迷惑かけそう。

新しいことを始めるのは「これが落ち着いたら」かしら。

 

「卒業式用に、服とかいらないの?」と、優しい夫は言ってくれるけど、今はそんな気分じゃないのよ。

 だって、もしも新しい職場なんて考えたら、そこで必要な服とかあるかもしれないでしょう?

夫も異動かもしれなくて、部署によっては着るもの全然違うから、いちから揃えなきゃでしょう?

服を買うにしても、「これが落ち着いたら」なのよ。

 

ブログに書こうと思って、改めて考えると、もうどれくらい落ち着いていないことか。

いや、待てよ。落ち着いてた時期なんてあったのか?

  

家庭を持つと、当然ですが自分だけのペースで生活するわけにはいきません。

時間も、お金も、体力も。

むしろ、家族のペースで、出来事に合わせて動かざるを得ない。

もちろん、それは夫も同じで、仕事で理不尽な目に会い「辞めてやるーー!」と思っても、踏みとどまったことは何度もあるでしょう。(ありがとう。

 

お買い物などの些細なことから、チャレンジしようとした勉強も、正社員になりませんかと誘われた仕事も、

 とりあえず子どもが無事に産まれてから、

卒乳して、オムツ外れたら、もう少し手がかからなくなったら、

保育園に慣れて落ち着いたら、

小学校に入ったら、学校や学童保育に慣れたら、

少年野球の役が済んだら、PTAの役が終わったら・・・

 

とりあえず、親が退院したら、介護認定済んだら、

親の介護が落ち着いたら・・・

お葬式や法事が済んだら、相続のいざこざが終わったら・・・

 

そして、子どもの受験が終わったら、進学先が決まったら・・・

そろそろ、義父母の今後が決まったら・・・

 

優先したのは、その時その時、本当に必要なことだったから、致し方ないのです。

身体を壊してできなかったこともあったし、どうなるかわからない状態で、「やります」なんて言う自信もなかった。

 

その結果「これが落ち着いたら」だらけで、「くすぶってしまった」という記憶だらけ。

 

そして、ちょっと隙間時間ができ、「やってみよう」と思っていたことを思い出すと、「ああ、でも、もう遅いわ」と、やる気はどこかへいっていました。

 

最近、再び落ち着かない日々がやってきて「もう遅いわ」と思った頃の自分を振り返ると、今より断然若い

あの時、全然遅くなかったのに。何してる自分!

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 きっと、私の求める「落ち着く」日なんて、永久に来ないのです。

先延ばしにしてきたのは、「落ち着かない」を言い訳にして、本当はやる気なかったんです。

やる気が全然なかった訳じゃないけど、それほどでもなかったんです。

ブログは始めることができたし、バタバタしてても、なんとか続いているのだから。

 

このままでは、自分が犠牲になってきたような被害妄想を抱えそう。もう半ば抱えているから、夫の些細な言葉に引っかかったりする。

きっと、私のまわり全ての人にとって迷惑な人になってしまう。

 

 時間は誰にも平等で、前にしか進まないから、年齢は増えていく一方通行。

身体的には無理がきかなくなってきたけれど、自分の身体に調子を伺いながら、やってみたいことは、どうしたらできるかを考えるようにしないとな。

80歳で振り返ったら「50歳なんて、まだまだ遅くなかったのに、何やってる自分!」と思う(生きていればだけど)だろうから。

 

 

でも、新しいチャレンジは、とりあえず、二男の進学先が決まって落ち着いたら・・・。

これだけ書いたのに、ダメな私。