前記事でめまいについて書いたのは、予感がしたのか、やはり少々体調が悪かったのか・・・
普段からぼちぼちではありましたが、1週間以上間があいてしまいました。
なるほど、一旦更新が止まると、そのままフェードアウトしてしまう気持ちがわからなくもないなと思ってしまいました。
この一週間、
おかげさまで、二男が何とか公立高校に合格(やっと一安心)
中学校の卒業式やら、高校の入学説明会やら、部活の送別会やら、〇〇時代の集まりやら・・・
学校の体育館がえらく寒くて風邪をひいてしまい、行事続きで休むに休めず、すっかりこじらせてしまいました。
今は、熱もなく、のども痛くないのに、咳が治まりません。
繰り返されるしつこい咳で腹筋は鍛えられるし、耳が痛い(マスクつけっぱなしのせいです)!
気分は良くなってきたので、恐る恐るスマホを見ると、皆さんの、それぞれに興味をそそられる記事が山のよう。
今更、どんな顔して(顔出してないけれども)出て行けると言うのかしら?
ああ、もう、このまま、ブログしてたなんて、なかったことにしてしまおうか・・・
そっと扉を閉めてしまいたい気持ち。
当たり前なのだけど、私がいなくても、世の中普通に回っていて
私(のブログ)って、いてもいなくてもいいじゃん。
ああ、この気持ち、いつか感じたような気がする。
中学生の頃までは、表面上優等生だった私は、高校生になると、少々不真面目になりました。
地域に一校しかない普通科高校で、高校卒業後に就職する人も多く、成績上位者で大学進学を目指す生徒は、特別進学クラスで鍛えられます。
何とか特進クラスには入ったものの、勉強に身が入らず部活ばかり、当然落ちこぼれていくので度々教師から叱責を受けていました。
「お前がクラスの平均点を下げている」
「お前がクラスの足を引っ張っている」
「来年は、このクラスから落ちるぞ」
「そんな問題も解けないのか」
担任は、校外模試などで、県内の進学校とクラス平均を比較しては、「〇〇高校に負けるな」ばかり、
「私は、別に〇〇高校に勝つために高校行ってるんじゃないし」と反発心ばかり募りました。
長期休みや、連休明けは、気持ちが切れてしまい、学校に行きたくなくなります。担任のせいばかりではなく。
身体がきついと母に訴え、水銀の体温計をこすって少し熱を上げ(今の体温計ではできませんね)休むことが、月に1回はありました。
母は病気だと思っているので、布団から出ることも許されず、元気な体で布団の中で1日ボーっとしていると、退屈でたまりません。
家にいるよりは学校がまし。学校が嫌でも他に行くところがない。1日海を眺めているわけにもいかず、結局は翌日登校していました。
たった1日なのに教室の扉を少し開けた時の緊張感。
本当は病気じゃなかった後ろめたさ。
みんなは苦しい中、頑張っているのに、頑張れない自分の不甲斐なさ。
自分がいなくても、何も変わらないクラスの風景。
自分など、いてもいなくても何も変わらない。何の価値も何の意味もない。
「どうしたの?大丈夫だった?」と言われても申し訳ない。
「あれ?いたかいなかったか気付かなかった」と言われるのも怖い。
私はクラスの足を引っ張っているし、いなくていいじゃん。いないほうがいいじゃん。
ああ、もう、このまま、私なんて、いなかったことにしてしまおうか・・・
そっと扉を閉めてしまいたい気持ち。
でも、そっと席に座って、1時間でも授業を受ければ、休んだことは忘れ、普段通り過ごすことができました。
R子はじめ、クラスメイトが、特に何も言わず接してくれたことが救いでした。
休みが長くなると、きっとあの扉を開けられなくなる。
一歩踏み出して、そっと席についたら、またやり直せる。
あの時のように、「いてもいなくてもいいなら、いてもいいじゃん。」と、そっとブログに戻りました。
また何食わぬ顔でぼちぼちと書いて、多分時々休んで、しぶとく続けていきたいと思います。
あの時のように、
いないほうがいいと言われても、消えるもんか。
と思うから。
ほんさき