小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

義母の愚痴を聞くのが苦痛だわという愚痴

ブログに書く時は、できるだけ解決の目処がたってから、自分なりに道筋が見えてから、
と思っていたのです。

しかし、申し訳ありませんが、今回は「ただの愚痴」以外のナニモノでもありません。
「人の愚痴なんてイヤだな」と思う方はスルーしてください。<(_ _)> 

全てが愚痴になる

義実家は車で15分ほど。
80代義父と70代後半の義母の二人暮らし。
はい、同居の皆さまに比べれば、はるかに楽です。

以前から、悩み事がない時は、「悩む事がないことに悩む」ような、
「グズグズ考えるのが趣味ですかい!?」
と、私が内心ツッコミ入れていた心配性の義母。

もともと愚痴っぽかったのですが、
年齢を重ねる毎に、その愚痴が酷くなってきました。

義父の体調のこと、義父の文句、自分の体調のこと、
ご近所付き合い、義父方の親戚付き合い、また義父の文句・・・

月に2~3回顔を見に行く度に、延々と続く愚痴。
そう頻繁ではないものの、電話がかかってくると30分以上延々と愚痴。

別の用事があって出向いても、その話はあっさり終わって、
いつの間にやら愚痴愚痴・・・。

さすがにこう続くと、
「義実家に行けば愚痴を聞かされる」
「義母から電話が来たら愚痴を聞かされる」
と、とぼけた私の脳もすっかり学習して、拒絶反応が出そうですよっ!

暑くても、寒くても、義父が元気でも寝込んでも
ご近所さんが声をかけても、最近顔見なくても
見事に、全てが愚痴になる

もうこれは、ある意味一つの才能なんじゃないかしらん?

違うことに気持ちを向けてもらいたいけれど

 「もう、おとうさん(義父)ったら、最近ボケたんじゃないかしら?
話はちっとも聞かないし、コレは食べ過ぎたらダメだって言うのに聞かないし、

また、暑いのに散歩に行くし、
きついって言って寝てるんだけど、もう、私は知らないわよって怒ったら・・」

貴重な平日の休みに電話が鳴り、取ったとたんに始まり延々続く愚痴の数々。

他に考えることがないから、目につくイライラを溜め込むのかしら?と
地区の行事の話なんて振ってみても、

「その話し合いで、Aさんがあー言って、結局こーなっちゃって、ここは(地区)いっつもこんな風になるのよ。イヤになるわ〜。」

新しい服の話を振ってみても

「今持ってるアレは、買い物に行くには暑いし、コレにあわせる上着がないし、
最近買いに行ったけど、この色なんか似合わないの、

でも、おとうさんが『早くしろ』って言うから・・
あの人はいっつもそうなのよ。ゆっくり買い物もできやしない。だいたい、あの時も・・・」

最後は、見事に不満や愚痴に着地。

根は人情味あふれる人なので「他の人の役に立てると喜ぶかな~」と思って、
子ども達のことや、自分のことを相談しようものなら
今度は、あまりにも熱心に心配し過ぎて「眠れない」なんて言い出す。

多分、根底に、どうしようもない、変えようのないことに対する不満が、ずっとくすぶっている気がするのです。

歳をとることがとにかく不安、
この地域に引っ越すことには、同意していなかったのに!
だいたい、そもそも義父との結婚は親が決めたのよ!

最近は、対策も尽きて、どうしようもない事を延々聞かされ続ければ、
もうね、私こんな顔にもなりますよ。 

ため息をついている顔

愚痴言う相手は選ばなきゃ

愚痴は吐き出した方がいいとはいえ、吐き出されている側になると、
「愚痴を言う相手は選ばなきゃな~」としみじみ実感しています。

似てなきゃ共感は難しい

愚痴を聞く時は、「それ、ああしたらいいじゃん。こうすれば?」なんて解決策を出したって逆効果な気がするのです。

何とかしたくて相談しているんじゃない。
ただ「わかってもらえた~」と感じたいだけ。

しかし、いくらでも無限に湧き出る愚痴に、ずっと「ですね~あらあら~、まあ大変」と言い続けるのも結構しんどいです。

やっぱり、似たような境遇でないと、なかなか共感できないし、
つい、早く切り上げたくなって「こうすれば?」と解決策を言いたくなってしまう。

わかってほしい、共感がほしいだけなら、似た者同士で吐いたほうが、求めるものが得られます。きっと。

逃げられる相手に愚痴を吐こう

最近の義母の愚痴愚痴は、もはや一種のハラスメント状態ですよ。嫁と言われる立場からすると。

愚痴は聞き流せばいいとは言え、耳に入ればそれなりに心に溜まるし、
物理的に避けようと思っても、そうそうスルーもできません。

「もう、愚痴ばっかりの人とは、お付き合いしたくない!」なんて言って、関係を絶ってしまいたいほどヤな人ではないのです。

そりゃ、できるだけ平和に助け合っていきたいなと思う相手。
仮に、どんなに避けたって、簡単には切れない関係。

愚痴を聞く側も、気分や体調や、抱えている心配事などで、受け入れられない時もあるのだから、
そこも「わかってくれよ~」と(「今日は聞く気分じゃありません」なんて言えないよ~)思うのだけどな。

愚痴を吐くなら、その愚痴からいつでも逃げられる相手を選ぶ方がいい。

ブログに吐き出すのは、アリだな~と思うのです。
読む気分じゃない時は、スルーできるし、
この人、最近愚痴記事ばっかりでイヤだな~と思ったら、読者登録外せばいい。

それくらいの関係の相手に、ボロボロ愚痴を吐いたほうが、相手を苦しめずに済みます。きっと。

とりあえず最近の避難方法

「時には楽しいことも考えましょう(^-^)」なんて言ったこともあるのですが、とっても不満気。

「何か気が紛れることを」と大人の塗り絵を勧めてみたけど、上手くできないって悩む(゚o゚;;

もう、物理的に避ける方法も考えないと、やってられません。せめて電話だけでも逃げたい。

先日電話機を新しくしたところ、シニア向けの「振り込め詐欺」抑止機能付きだったので、
電話がかかってきたら「お名前を言ってください」と、電話機に喋ってもらえるボタンが付いています。

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「義母の愚痴を聞けない気分の時は、このボタンで・・」 と思い、
先日、電話が鳴った時に押してみたら、

「お名前を・・」くらいでプッツリ切れてしまいました。

一体誰からの電話だったのか?義母だったかもわからないし、
気の弱い誰かの大切な電話だったかも?と思ったら、気になって気になって、
「あぁ、あのボタン、使うとかえって気を遣うーー。」

 

最近は、スマホのタイマー機能を30秒にセットして、
時間が来た時の通知音を「ピンポーン」に設定し、

愚痴愚痴が長くて、「あーーそろそろ限界」と思ったらタイマーをON。

「ピンポーン」

「 あら?お客さん?ごめんごめん、じゃあ、またね~」
そそくさと電話を切ってくれるのですが、ちょっと罪悪感。

そう毎度毎度お客さんも不自然なので、そろそろ違う対策も考えないとな~┐(´д`)┌ヤレヤレ。

ほんさき

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