小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

高校生の息子が過敏性腸症候群と診断される~ストレスを減らすのは結構難しい

中学生までは、幸いなことに、ほとんど病院にお世話になったことのなかった高校2年生の二男。

新型コロナウイルス対策の休校が明けた6月ごろから、少しずつ体調不良の訴えが増え、
9月には、激しい腹痛で学校に行けない時期がありました。

腹痛で学校に行けなくなる

6月頃から、頭痛やめまいで「朝なかなか起きられない」という日が、少しずつ増えていきました。
起立性障害かな?と思いつつ、夏休み前には落ち着いたので一安心していたのです。

しかし、短い夏休みが終わった頃から、今度は、早く起きてくるものの出発がギリギリ。

「ま~た身だしなみにばっか時間かけて!」と内心プリプリイライラしていたのですが、
どうやら時間がかかっているのは「トイレタイム」。

「お腹が痛いの?」「ん~少し。」
「下痢してる?」「いや、むしろ出ない。」
「出ない??便秘?」「いや、昨日も出た。」
「・・・???」

聞いても何だかちっともわからないな~と思っていたのです。
 

そんなある朝、少々下痢便が出たと言っていたのです。

「でも、出してしまったし、大丈夫」と言って登校したのですが、通学途中の電車内でお腹が痛くなり、途中下車(&トイレ)。
遅れて学校に行ったものの、授業中にも痛くなり、初めての早退!

しかし、通学途中以降は下痢もないし、帰宅後は腹痛もなく、夕食もしっかり食べられる。

「もう大丈夫みたい。明日は体育があるし絶対学校行きたい!(小学生かっ!)」
なんて本人も言っていたのです。

ところが、翌朝、登校前に激しい腹痛と、「下痢が出るような気がするけど、出ない」ため、トイレから出られない状態に。

結局1日学校を休み、市販の胃腸薬で様子をみたところ、午後には回復。
夕食もお腹に優しそうなものにし、オヤツも控え、早く寝て・・・
と、気をつけたつもりなのに、朝になると前日の繰り返し。

朝課外を休み、ゆっくり学校に行ってみた日も、授業中に痛みが激しくなり早退・・・。

結局、早退や欠席を繰り返す日々となってしまいました。 

診断結果は過敏性腸症候群(IBS)

「お腹が痛い」とか、「下痢した」と言われると、
「何かヘンなもの食べさせた?」「何か悪いもん食べたの?」
なんて思うのですが、今回はそういった痛みではなさそう。

学校に行きたくない何かがある?人間関係の悩みとか?
心配になって尋ねても、本人も身に覚えがない様子です。

ネットで色々と検索してみると、「過敏性腸症候群」の症状に似ています。 

過敏性腸症候群については、以下の「日本消化器病学会ガイドライン」に詳しく掲載されています。↓↓↓

過敏性腸症候群(IBS)ガイド|患者さんとご家族のためのガイド|日本消化器病学会ガイドライン

 過敏性腸症候群(英語表記irritable bowel syndromeの頭文字をとって「IBS」といいます)は、
お腹の痛みや調子がわるく、それと関連して便秘や下痢などのお通じの異常(排便回数や便の形の異常)が数ヵ月以上続く状態のときに最も考えられる病気です。
もちろん、大腸に腫瘍や炎症などの病気がないことが前提になります。

(引用:日本消化器病学会ガイドライン)

 同ガイドラインに掲載されている、国際診断基準は以下のとおりです。

IBSの診断基準(ローマⅢ基準)
最近3ヵ月の間に、月に3日以上にわたってお腹の痛みや不快感が繰り返し起こり、
下記の2項目以上の特徴を示す
1)排便によって症状がやわらぐ
2)症状とともに排便の回数が変わる(増えたり減ったりする)
3)症状とともに便の形状(外観)が変わる(柔らかくなったり硬くなったりする)

(引用:日本消化器病学会ガイドライン)

腹痛に苦しむ男子高校生

二男の場合、積極的に学校を休ませなければならないイジメなどが原因で
「休みたい」と思っているのではなさそう。

むしろ、日を追うごとに「学校に行けないこと」が、ストレスになっていく様子です。

様子見ではラチが明かないと思ったので、
「大丈夫。この調子なら、明日は学校行けるかも」と、受診を渋る二男を説得して病院へ。

今までの経緯を説明し、問診やエコー検査の結果、
やはり「過敏性腸症候群でしょう」との診断でした。 

ストレスを減らすのは結構難しい

診断名はついたものの、「ウイルスを退治する薬を飲めば治る」とか
「傷ついた部分を治療すれば治る」といった病気ではありません。

整腸剤や便通を整える薬(便の水分バランスを調整)、腸内のガスを減らす薬などを処方されたので、
薬を服用しながら様子見となりました。

同時に、できる限りストレスを減らすことを試みます。が、これがなかなかに難しいのです。

二男の場合の「ストレス」は、思わずイメージしてしまいがちな「イジメ」などではなく、
睡眠不足(高校遠い+部活+宿題(課題)がやたら多い+人付き合い良すぎ)や、
食生活の乱れ(買い食いで、油っこいものを食べる+炭酸飲料多い)で、
身体にストレスがかかっていた様子。

もちろん、成績が親子してストレスだったりもしますけれど・・(-_-;)

食生活は、買い食いに注意すればいいのですが、睡眠時間の確保は結構難しい。

おまけに、病気のために「下痢や腹痛が不安」というストレスが加わり、病気が悪化する・・・悪循環です。

学校を休みがちになり、
「授業についていけないかも。」「成績がますます下がるかも。」
「出席日数足りなくなるかも。」「高校やめることになるかも。」と、不安も増すばかり。

正直、私も、編入できる通信制の高校などをネットで検索したりもしました。
(焦っている親の様子も、ストレスだったかも・・( ノД`))

何とか登校できるように

ストレスを減らす努力はできても、これから生きていく中でストレスのない生活などありません。
焦っても不安が増すばかりなので、不安を一つずつ解消していくことにしました。

担任と電話でやり取りし、まずは出席日数がまだ大丈夫なことを確認。
それから、学校と家庭で意識を同じにするべく、話し合います。

睡眠時間確保や、焦りをなくすため、朝課外は無理しなくてよいこととし、
授業中に腹痛でトイレに行くことがあることを、先生方にご理解いただき、
休み休み登校することもあるので、遅刻する場合があることも了解してもらいました。

幸い2~3日で薬の効果が出始め、腹痛もさほどひどくなくなり、便通も整ってきたので、登校再開。

まだ時々朝課外に遅刻することがありますが、今のところ、何とか登校できるようになりました。

まだ、時々腹痛もありますし、朝トイレに籠ることもしばしば。
しばらくは、敏感な腸と上手く付き合いながら過ごしていくしかないようです。

それにしても、
「子どもが元気に学校に行けるって、こんなにもありがたいことだったのだな」と、
改めて、しみじみ感じているこの頃です。 

ほんさき

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