土曜よる11:30~のドラマ「コタローは一人暮らし」(テレビ朝日)を見ています。
遅い時間なので、TVer(ティーバー)を利用しています。
「コタローは1人暮らし」ドラマ版を見ています
原作の漫画を少し読んだことがあり、興味深い内容だったのでスタートから楽しみにしていました。
30分番組、ほどよい長さ。
毎回、面白いんだけど、泣かせにきます。
おばさんになると、動物と子どもは無条件に泣けるとはいえ、
5歳のコタロー、訳ありすぎです。
子役の子はもちろんのこと、
巻き込まれるお隣さん役の横山裕さん(関ジャニ∞)が、なんかイイ。
けだるそうで、めんどくさそうなのに、5歳児をほっとけなくて、
優しい視線を向けてしまうところが、何ともよく似合っています。
原作の漫画の方が、よりコタロー目線。
面白おかしい話も、涙腺刺激される話も、ドラマより断然多いです。
(偉そうに書いてますが、無料版の部分しか読んでいませんが・・)
幼稚園の入園式。保護者席は空席なのですが、
その訳をお友達に聞かれた時のコタローの答えを、
私は最高に気に入っています(´∀`)。
ドラマを見て、改めて漫画を買おうか悩んでいるところです。
(絵柄自体が少々好みと遠いので迷っています・・)
1人で頑張るコタローと周りの大人との関係がイイ
(注) 以下少々ネタバレあります。
アパートの隣に引っ越してきたのは、まさかの5歳児。
そして一人暮らし。
この設定で「あり得ない」と拒絶してしまったら勿体ないです。
ドラマも漫画も、あり得なくてもいい。
そこから伝わってくるコトは、あり得ることも多いです。
しっかり者のコタロー。
周りの住人より、よほどしっかり家事もこなし、生活リズムも整っています。
しっかりしつつも、アニメ「とのさまん」のファン。
とのさま語にハマり、腰にオモチャの刀を差しているところは、やはり5歳児。
「優しい人」からの生活費を、毎週届けてくれる弁護士さんを、精一杯もてなしたり、
引越しの挨拶に「高級な箱ティッシュ」を配ったり、
お風呂がないアパートなので、毎日銭湯に通ったり、
なかなかに忙しい5歳児ですが、
コタローの行動には重く辛い理由があったりして、
振り回される「しっかりしていない」大人が面白くて笑ったり、
頑張り過ぎているコタローを見ていて切なかったり、
感情がなかなかに忙しい30分です。
ドラマも後半になってきているのですが、
とにかく一人で頑張ろうとするコタローが、少しずつ周りに助けを求めたり、
周りのドジでお節介な大人たちの優しさに触れて、笑顔を見せたり、
コタローを気にかけてしまううちに、大人たちも変わっていったり、
自分の中の知らなかった部分に気付けたり、
同じアパートというだけの、他人同士の関係なのに、
家族とは違う、家族からは得られなかった温かさが生まれていて、
救いがあるな~と感じます。
まず逃げて、助けを求める
コタローは、親から逃げ、外に助けを求めることができたので、現在も無事に生きています。
でも、その結果、今一人で暮らしています。
1人暮らしをしている理由は、「強くなるため」
その「強さ」は、ただ逃げるためでも、親と闘うためでもなく、
子どもなりの、親への思いがあるのです。
一人で暮らしたいのではなく、いつか家族と暮らすために、
今一人で頑張ろうとしている。
憎むべき対象が、最も愛し愛されたい親であるという、
虐待の辛さと難しさをしみじみ感じます。
前回もご紹介した精神科医肉qさんのYouTube。
「【イジメパワハラ】逃げたほうがいい理由について語ります。」
を拝見しながら、「コタローは1人暮らし」を何となく思い出していました。
コタローのように、まず逃げる。
コタローのように「強くなろう」と頑張るのは、その後ですね。
今回の動画の中で、素敵だなと思ったインドの教えもご紹介します。
私も、「今日からこの教えを忘れないようにしたいな」と思いました。
自分自身のためにです。
例えばインドでは
『あなたは人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい』
と教えられるのだそうです。(引用:(ココロの体質改善・肉qセンセイのてげてげ塾))
動画も是非。↓↓↓
※肉qさん。いつも勝手に引用させてもらってすみません。ありがとうございます<(_ _)>
ドラマがあと少しで終わってしまうのが寂しいですが、
コタローが自然な笑顔で生きていくことができて、
アパートのみんなみたいな、温かい大人になってほしいな~。
なんて、近所のおばさん目線になっています。
ほんさき
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