小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

またしても弁護士さがし~弁護士事務所の無料相談を活用するコツ

弁護士にお願いしなければならないことが発生(相続関係)。

前回お世話になったY弁護士にお願いすることも考えましたが、
Y弁護士の考え方、話の進め方は大体想像できる。

www.honsaki.com 

違う視点、新しい考え方にも触れ、別の解決策も探れないかという思いもあり、
またしても、弁護士さがしをすることにしたのでした。 

☆依頼目的によっては、参考にならない場合もありますので、ご了承ください。

複数の弁護士事務所をはしごする

普通の主婦が弁護士に依頼するなんてのは、なかなかに敷居が高いのです。

1回目で慣れたとはいえ、やはり
「スーパー〇✖のお肉屋さん、お得なのに美味しいわよ~♡」
なんて風に、噂が耳に入るハズもなし。

webで探して、ホームページを見ても似たり寄ったり。
どこの事務所も、いかにも「爽やか」「誠実」「親身な対応」を顔にしたかのような笑顔の写真。

書いてあることも、大差なし。
これだけでは、到底選べない・・・。

前回の経験から、結局は弁護士個人との相性だなと思っていたので、
直接話をして決めることに。

弁護士を探すサイトで「無料相談受付可能」の事務所を探し、
所在地や規模、カバーできる地域(県外の不動産なども対応するか)などから、2か所に絞ります。

電話で無料相談を予約(メールで受け付けるところもあります)します。
この時、簡単に相談内容を聞かれることもあります。

 

無料相談を複数個所で受けるのは、二股かけてるみたいで何となく気が引けます。

けれど、何しろ、契約すれば一般人にとっては相当高額な出費。
自分に合う弁護士に依頼しなければ、精神的にも懐にも辛いコトばかりです。

スーパーをはしごするように、遠慮なく会って選んでイイと思います。 
(とはいえ、自分も疲れますから、ほどほどに。)

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無料相談を活用するコツ

弁護士事務所の多くは、無料相談について
初回のみ・30分間 などといった制限を設けています。

30分では話し足りず、「もっと話を聞いてほしい!」という場合、延長料金(30分毎に5,000円など)が必要となりますが、
その弁護士さんに先約があれば、延長できないこともあります。

つまり、30分間で「結構な額を払ってお願いする」に値する人物かを見極めなければなりません。

※契約する弁護士を探す目的でない場合(単純に相談してみるだけなど)は、この限りではありません。

しかし、30分というのは、長いようで短いのです。

ちょっと人見知りが発動しようもんなら、キリッとしたスーツ姿を目の当たりにすると、
「わぁ、これが弁護士さん!初めて生で見た!」なんて、変に緊張したりして、
挨拶するだけで頭真っ白です。

無料相談を最大限活用するには、コツがいるのです。

1.事前準備しておく

無料相談を受ける日までに、事前準備が必要です。
特に、以下の4点。

①何を相談したいのか考えておく
②関係者や遺産について把握しておく
③起こったコトについて時期を整理しておく
④関係しそうな用語を少し勉強しておく

弁護士事務所に約束の10分ほど前に到着すると、まず「相談シート」に必要事項を記入するように言われます。

書き終わったら弁護士登場!ですので、もたもた書くわけにはいきません。
しかし、初めて見るその用紙(以下、相続の相談の場合のシートです)。

住所、氏名、連絡先、メールアドレスは当たり前として、
被相続人、相続財産、相続人、家族構成の図(家系図みたいなモノ。没年なども書く)、相談したい内容などを書いていきます。

あまり交流のない親族だったりすると、漢字やお子さんの数が自信なくなったり、
「あれ?あの人が亡くなったの何年だっけ??」とわからなくなったり、
時間がどんどん経過してしまい、焦ります。

もちろん、わかる範囲でイイので、わからないところは空欄でサクッと終わらせ、さっさと相談に移れる方がいいのですが、
できるだけ事前準備して、スラスラ書ける状態にしていった方がイイです。 

また、あまり書いていないことばかりだと、その後の相談時、弁護士から質問されるばかりになってしまいます。

その質問に答えるのに時間がかかると、これまた時間がもったいないことになります。

④については、用語が全くわからないと、ほとんど用語説明だけで終わってしまうことになりかねません。

被相続人?法定相続人?分割協議?交渉?調停?・・

今はネットで調べられるので、言葉の意味だけでも調べておくと、理解が随分違うと思います。

2.相談時は主導権を握る

弁護士は、先ほどの相談シートを見ながら、話しを聞いてくれます。

書いたことについて色々質問されるので「あまり口を挟まない方がいいかな~」と遠慮していたら、
ほぼ、弁護士からの質問で相談時間が終わってしまう恐れもあります。

「そのシートに書いたような問題がありますが、
もし、そちらにお願いした場合、どのような方法での解決になると思いますか?」

と、弁護士の考え方を確かめるつもりで、こちらが主導権を握って話せると、時間を有効に使えます。

どの弁護士でも、解決方法には大差ないかもしれません。
でも、実際の解決は、契約した弁護士に、契約後じっくり話してお願いすればいいのです。 

解決方法の話の中で、疑問に思ったコトをこちらが質問していくと、
無知の一般人であるこちらへの対応から、何となくその弁護士の人となりを感じられたりします。

クールで簡潔、杓子定規的、情熱的でエエかっこし・・・。

どの性格ならいい・悪い、ではなく、自分に合うか合わないかが大切です。

あんまり好きじゃないな~と感じた人に、「着手金20万円(税抜)」 とか、すんなり払いたくないですもんね。

最後の決め手は「話しやすさ」

ドラマのように、とんでもなく高額で複雑で、大どんでん返し!なんておこるケースじゃなければ、
どの弁護士でも、大差ないのだろう(相続に関しては)と思います。 

それでも、「満足いく結果になったな 」と感じられるかどうかは、
自分の思いが、どのくらい結果に反映されたかによると思います。

では、自分の思いを結果に反映させるには?

その「思い」を、どれだけ弁護士に伝えられるかによると、私は思います。

要は「話しやすさ」。

いくら優秀で知識や経験が豊富な弁護士でも、
一等地のキレイなオフィスを構えていても、
沢山の弁護士を抱えている有名弁護士事務所でも、

こちらが伝えたいことを伝えられなければ、
何となく「専門家の言うことだから・・」と提案をそのまま受け入れてしまいがち。

何となく不完全燃焼なんてことにもなりかねません。

「もっとこうしたい」「ここが納得できない」と言えた方が、
叶わなかったとしても、結果に満足できるのです。

 

二人の弁護士とお会いして、結局、前回お願いしたY弁護士に依頼することに決定。

何しろ、ダントツ話しやすいのです。
遠慮なくモノが言えるし、素人のネットからの情報も受け止めて聞いてくれる。

やっぱり相性がいいのかも(少し頼りないところも合ってるのか??)。

最近では、zoomでの打合せもできるのですよ。
最初の面談は、私は直接の方が雰囲気わかっていいですけれど。 

blog.honsaki.com

さてさて、弁護士決めたはいいけど、めんどくさいことはこれからなんだよな~。

 ほんさき

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