小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

「就活生の親」初体験中~発達凸凹子育てのゴールはもうすぐ!?

隣県で1人暮らし中の大学生の長男。

4月には、どうやら無事に4年生になった模様です。
(肝心なコトは連絡してこないのですよ!)

大学4年生と言えば…そう、ついにやってきました。
発達凸凹の長男について、最も心配していたコト。
「就職活動」です。

発達凸凹長男が鎖国を解いた

突然のイメチェン

異変は年末年始に感じていたのです。

アルバイトも順調そうで、一安心だな~と思っていた昨年末、 

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帰省してきた長男の姿を見て、父も母も弟も、思わず
「え?どうした長男?何があった??」

何故かと言うと、
髪はやたらサッパリで、整髪料なんてつけてて
妙にオシャレな雰囲気の服で、なんだかイイ香りがする。
そして、何か違うと思ったら、まゆ毛が整ってるΣ(・ω・ノ)ノ!

え?大学生はそんなもん?

いえいえ、みなさま。うちの長男は、ついこの間まで
散髪は面倒で、特に注文もせずにテキトーにカットしてもらい、
「整髪料?制汗剤?別に使わなくって良くない??」なんて言ってて、
服なんて、父のお下がりでも、高校の頃から着てるシャツでもお構いなし。

顔に何かつけるなんてこともなかったのに、
まゆ毛整えるとか、もう、別人!誰か乗り移ったのか??

服も色々買いそろえ(全部リーズナブルではあったけれど)、 
母(私)「ねぇ、そのズボン丈が短いじゃん!?」
長男「くるぶし丈がオシャレなんだよ~」
なんて、オシャレにまで気をつかっているΣ(・ω・ノ)ノ!

「オシャレ」なんて言葉が、あなたの口から出る日が来ようとは!!

これは、もしかして、もしかすると、
まさかの彼女か!?リア充なのか??

父母弟は、心の中で「おぉメデタイ!」と祝杯を挙げていたのです。

鎖国を解いた 

面白いくらいの突然のイメチェンを、ブログ記事にしようと思ったものの、
「リア充説」については「ないよ~」とあっさり否定。

理由がはっきりわからないまま浮かれて書くのも不安だったので、なかなか書けずにいたのですが、
後日明かされたイメチェンの理由は「就活」でした。

昨冬から、ぼちぼちと活動していた模様。
(肝心なコトは連絡してこないのですよ!)

就活に参考になりそうな本を読んだり、ネット記事を読んだり、
就活サイトを見たり、大学のキャリアセンターに足を運んだりして、
「見かけも気をつけなければっ!!」 
と思い立ったらしい。 

服を自分で買ったことがなく、よくわからないので店員さんに質問し、
キャリアセンターの人にも相談し、
いろんな記事を参考にアレコレやってみるなんて、

1人が好きで、マイペースで、自分の世界に入っているコトが大好きだった、あの長男が!

周りの人に興味を持ち、周りの意見を参考にするとは、
まるで、鎖国を解いたよう。 

そして、開国したてのジャパンのように、ワクワクしてキラキラして、
面白がっているけれど、ちょっとチグハグ感も否めない。

 母としては、少々心配。 

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 就活が今どき過ぎて話が分からん

3月頃には、突然「入学式の時のスーツ送って~」とLINEが来て、
「え??もう面接??」と思ったら、

「説明会だよ~オンラインだよ~」
おぉ、今どきの就活!!

「オンラインの時は、〇〇は△△かなぁ?」
「あのサイトに成績を登録してアーダコーダ××こんな時どうするかなぁ?…」

なんて、色々質問されても、
ごめんよっ!お母さんは(お父さんも)ちっともわかりません<(_ _)>

「就活どう?順調?」なんて質問しても、
「今度、オンライン面接の会社は、会社の方から連絡が来てて、登録している○✖△※…」 

もう、 返事がなんのことやらさっぱりです。
質問した母が悪かった<(_ _)>

どうやら、2か所ほど「内定」をいただけたのですが(≧▽≦)
その後も就活続ける長男。それがノーマルなのかわからない私。

ただでさえ、公務員試験一本だった母には、民間の就活はさっぱりわかりません。
しかも、もう30年近く前だもの、父の話も参考にはなりませんよ。

就活はオンライン主流で、アドバイスなんてできず
コロナで景気も企業の業績も採用状況も…
加えて、開国したてのコミュ力の長男

親は不安しかない(;'∀')。 

できることと言ったら、
受けると言っていた会社のホームページ見るくらい。

「食べてる?寝てる?」
「『残念』でも気にすんな~」と言うくらい。

今どきは、親も会社選びに参加したりする人もいるらしいのですが、
私は、自分の将来は自分で決めてほしいので、長男の選択に任せます。

子育てに「ゴールはない」と言うけれど

「子育てにゴールはない」とよく耳にします。

確かに、何とか大学生になり、実際に手が離れても、
いつまでも心配しっぱなし。

病気していないか? 栄養採れるもの食べているのか?
単位は不足なくとれたのか? バイトは上手くいってるか?

そして、どこか就職できるんだろうか…?

しかも、このコロナのご時世。
LINEに1日既読がつかないと、
「まさか、倒れているんじゃ…Σ(゚д゚lll)」と、居ても立っても居られない。

親にとっては、子どもはいつまで経っても可愛い子どもです。

それでも、私は、子どもが自分で決めた所に就職し、経済的に自立した時が、
子育てのゴールかなと思っています。

就職先で上手くいかないこともあるかもしれない、
挫折して、家に戻ってくる何かがあるかもしれない。

もちろん、心配はするし、必要なら可能な限り手助けもする。
「もう責任ないんで、知りませ~ん」という訳ではありません。

ただ、一旦自立した後は、それは「子育て」の延長ではなく、
大人対大人の、1人の人間同士のお付き合いになるのだと思うのです。

だから、子育てはもうすぐゴールを迎える予定。

子育て終了すると寂しいのかと思いましたが、
可愛い我が子と、新たな対等なお付き合いが始まると考えると、ちょっと楽しみでもあります。

ただし、お互いに凸凹しているので、イライラもするかもな~(^^;)。

★★★ おことわり ★★★
発達凸凹・グレーゾーンの特性やその程度は、非常に個人差があります。
ここで書いていることは、あくまでも私の息子の事例にすぎないという点を、
ご理解くださいますようお願いいたします。 
★★★  ★★★  ★★★ 

ほんさき

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