小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

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道の真ん中を歩く理由は道の端が危ないから

小学校の遠足の時なんて、しょっちゅう最後尾の先生から声が飛んでいました。
「もっと端っこを歩きなさ―い!」

みなそう教わるハズなのに、道の真ん中をゆるゆると歩いているお年寄りを見かけることはありませんか?

車で急いでいる場合は、きっと、とてつもなくイライラさせられるでしょう。

しかし、私は一人の時の移動手段が徒歩なので(車の運転をしないので)、
「真ん中」を歩きたくなる気持ちも、ちょっとわかるのです。

それは、「道の端を歩くのは危ない」から。

ちなみに、ココで言う「道」は、もちろん交通量の多い道路ではありませんよ。
(そりゃそうだ)

住宅地の中などの、歩道もセンターラインもない
たまに住人の車が通るかな?くらいの道の話です。

シルバーカーは結構危ない

先日、昼下がり、静かな住宅街の中、駅からの帰り道、
道端におばあさんらしき人が座り込んでいるのが見えたのです。

「こんなところで、何故??」
不審に思いつつ近づくと、座り込んでいるというより、
倒れてる!? うわっ!Σ(・ω・ノ)ノ!

「ど・ど・ど・どーされたんですか!?」
と駆け寄ると「転んでしまって、立ち上がれない」と。

特にケガもなく、意識もはっきりされていて、
病気などで具合が悪いというわけでもない様子。

「じゃ、とりあえずお手伝いしますね。」と軽く請け負ったものの、
よく見かけるシルバーカーに頼って歩いていたらしく、

立ち上がろうとすると、私にぐっと体重をかけてこられます。
つられてこちらも転びそう。

一旦、倒れていたシルバーカーを起こし、つかまってもらおうと思ったら、
肝心のシルバーカーがフラフラ・・バタンっと転んでしまう。

あれ?小柄なおばあさんだから、大丈夫と思ったのに、
これは一人じゃ無理だーー!!

運よく通りかかったマダムを捕まえて、シルバーカーを押さえてもらい、
なんとか立ち上がることに成功!

ゆるゆる~っと座るように転んだそうで、痛いところもなく、
良かった良かったと思っていたら、
おばあさんを連れたまま、シルバーカーがまた道の端へスルスルスル~
うわーー!Σ(・ω・ノ)ノ!

お近くだったので、お家までお送りしてきました。

道の端を歩くと危ない

静かな住宅街の昼下がり、この辺りは人通りが大変少ないのです。

おばあさんが倒れていたのは、どこかのお宅の前。
とはいえ高い塀の陰。

マダムや私が運よく通りかかったから良かったものの、
運が悪ければ学生たちが帰路につく夕方まで2時間近く、そのままだったかもしれません。

シルバーカーを押して、ゆっくり道の端を歩いていたのでしょう。

確かに車を避けることはできるのですが、道の端は、足腰の弱くなった身には結構危ないのです。
(歩道がしっかり整備されていれば別ですが)

路面は水溜りができないよう、ゆるく勾配がついていることが多く、
端は特に斜めになっていることが多いように感じます。

元気な人でも、縦(進行方向)の傾斜(坂道)は踏ん張れても、横傾斜では不安定になりがち。
踏ん張る力が弱いお年寄りは、なおさらです。

シルバーカーや車いす、ベビーカーなどは、車輪がついていて制御が難しいうえに、
重心が高くて横傾斜に弱いという気がするんですよね。(私見ですが)

ヒールを履いて歩く時は、車がいなければ、道の真ん中の平坦なところを闊歩してますよ、私も。

歩道があっても、古い住宅地によっては、まだまだ危ないところが多いのです。

バリアフリーと言うけれど、段差よりも横傾斜の方がよっぽどバリアな時もあったりして‥。

運動のために「家の周りをちょっと散歩するだけでも」と勧められても、
お年寄りにとっては高いハードルになっているのかもしれません。

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住宅沿いを歩くと危ない

道の端っこというだけでなく、住宅沿いを歩く時も、意外と危険が潜んでいます。

職場のクリニックの患者さん(おじいさん)。
最近お顔を見ないな~と思っていたら、骨折入院されていました。

コミュニティバスに乗ろうとバス停へ急いでいたら、
道沿いのお庭で放し飼いされていたワンちゃんの声に驚いて
転倒→骨折→入院。

そこのお宅のワンちゃん、確かによく吠えるんです。
道を通るだけで、フェンスに走り寄ってきて「ギャワンギャワンっ」と(;'∀')

決して小型犬ではないし、なかなかに怖いです。
(勘弁してくだいよ〜わたしゃ道を歩いとるだけですがな。)

知っていれば避けて通りますが、忘れてふと通ってしまうと
私も転ぶか、道の真ん中に出てしまいそうです。

 

住宅沿いは、道にはみ出す垣根も危ない。

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葉っぱが出ている時は、まだ避けられるのですけれど、
私は、枝だけの時に見えずにぶつかってしまうことがあります。
(車を避けようと道端に寄ると、ぶつかったりする)

バラが見事なお宅や、チクチクする葉っぱの垣根のお宅も
「はみ出さないでくださーい」と思っていたりします。
(結構痛いんじゃー!)

こんなとこに地味に書いてないで、市役所に言った方が良いんじゃないか??
なんて、確かに思いもしますね(;'∀')。

道の真ん中を歩くのは、確かに危なくて迷惑なこと。

「堂々と真ん中歩きましょう」とも「許してあげましょう」とも言いませんが、
住宅地の中を運転する時はスピードを控えて、避けるのをちょっと待っていただけると嬉しいかな、なんて思うのです。

ほんさき

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