更年期真っ只中です。
ほてったり寒く感じたり、不快な症状が多く辛い時期ですが、
私にとっては良いこともあったのです。
それは、子宮腺筋症が原因の貧血が改善したことでした。
★★★ おことわり ★★★
私のイチ体験談であることをご了解の上、ご覧ください。
気になる症状がある場合などは、病院を受診してくださいね。
更年期真っ只中
現在50歳とちょっと。
4~5年前からぼちぼちと、そしてこの1、2年は特に、
「これぞ更年期」と言われている、定番のあらゆる症状を体験しています。
絵のような、発汗・ほてり(ホットフラッシュ)、倦怠感、動悸に加え、
頭痛、めまい、末端の冷え、指の痛み、寝つきの悪さ、イライラ・・
幸いなことに「うわぁ、コレが噂の症状か~」と笑えるくらいなので、それほど深刻ではありませんが、
まあ、困っていると言えば困っています。
加えて、どうやら閉経を迎えたようなので、
肌やら髪やら関節やら、一気に老化が進んだような気が…。
出産後、自分がホルスタインのようになったことも新鮮な驚きでしたが、
今、またしても「私も動物なんだわ(当たり前!)」と
しみじみ、生物の不思議を自分の全身で感じています。
そんな、「老けるし身体はキツイし、イヤだわねぇ」と憂鬱にもなる中、職場の健康診断があったのですが、
血液検査の結果を見ると、嬉しい数値が!
毎年「これはマズい」レベルだった「鉄」の欄、「標準」ど真ん中!
こんな数値、もしかすると初めてかも!?
閉経で子宮腺筋症が治まり貧血が改善する
貧血がひどく、検査の結果「子宮腺筋症」と診断されたのは、50歳の時でした。
いくつかの治療法を教えてもらい、迷った結果、選択したのは「経過観察」。
診断後は、貧血改善のために鉄剤(お腹不調になってイヤなんですよね~)を飲み、
生理中の仕事時は、夜用の最大サイズのナプキンを使用。
お腹の痛みは、だましだまし、対処療法で何とか乗り切りながら、
「早く閉経しないかな~」なんて思う日々。
そうこうして、1年ほど経った頃から、少しずつ生理の間隔が開き始め、
月経量も徐々に減っていき…
「仕事中紙オムツ」の事態になる前に、閉経を迎え、
同時に、子宮腺筋症も特に治療もせず自然に治まり、
子宮腺筋症が治まったので、貧血がグッと改善したのでした。
更年期は良いこともあるさ
「貧血が改善したな~」と、日々しみじみ実感しているのです。
実は、なんと、近頃「歩きながら会話できる!」のです。
以前は(学生の頃からすでに)歩くだけで結構息があがって、
「そのうえ喋るなんて、酸欠になるわ!」と思っていたのに。
先日、友人とお喋りしながら歩いている自分に気付いてビックリしました。
そして、驚くことに「神社などの長い階段を、途中休まず登られる!」のです。
近所に長い階段のある神社がありまして、
私はいつも、足腰はどうもなくても息が苦しくて、
手すりにつかまりながらエイコラエイコラ登っていたのです。
確実に私よりご年配の人にも、子どもにもスイスイ追い越される始末。
それが、(ちょっとは苦しかったけど)途中休まず登られました!
むしろ、今度は腰やら膝やらが危険な気がしてきましたが…。
顔色も少し赤みが出てきましたし、心なしか疲れにくくなったような気も…。
貧血が改善すると、身体が楽になったような気がします。
更年期の症状はキツイですが、貧血改善からの体調回復でプラスマイナスゼロ。
私の場合は、プラスがちょっと勝っているかも?といったところです。
私の更年期はこれから多分「後半戦」。
閉経後は、「母」として守られていた身体が、
ただ性別が「女性」という状態になるように思います。
閉経後は骨粗しょう症になりやすいとか、免疫力低下するとか、
脂質異常症、糖尿病、高血圧のリスクが高まるなどと言われていますよね。
職場のクリニックでは、その年代の女性が「膀胱炎」で来院されるケースも多いように感じます。
私なんて、今までと同じようにズボラしていたら、あちこち具合が悪くなりそうだな~と、ちょっと憂うつにもなっていたのです。
でも、「昔と違って、気をつける点がわかるようになった」と捉えて、
「貧血改善した点は、良かったよね」なんて考えて、
ちょっと前向きに過ごしたほうがいいかなと思い始めたところです。
ま、良いこともあるさと、少し前向きにでもならなきゃ
いくら動物としてやむなしとはいえ、更年期、やってられませんからね(^^;)
ほんさき
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