小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

その辺に転がっている小石のあれこれ体験録です。

今月投票初体験の18歳と選挙の話をする

選挙権を手にしてから、投票には欠かさず行っています。
しかし、近頃「選挙公報」も「あ~配られてるな~」と思うくらい。
まじまじと見ることも減っていたのです。

わざわざ読まなくても、もう、どこの政党の、誰が出馬して、
ナニを言っているか、大体お決まりだし、

そもそも、選挙前に言ってるコトなんて、あんまりアテにならないし…。

しかし、今回の参議院議員選挙、そんなこと言えません。
なにしろ、18歳二男、投票初体験なのです。

候補乱立でも「票を投じたい人」はいない!?

自分が初めて投票できるというだけでなく、
YouTubeなどでも(良くも悪くも)話題の多い今回の選挙、
二男も関心が高い様子です。

もちろん、親だからと言って
「△△党の◆◆さんに入れるべきよ!」なんてことは言いません。

けれど、選ぶ以上は、どんな候補者がいるか、どんな政党があるか
(やけに話題になる政党だけでなく)一応全部把握しておいてほしい。

先輩ぶって、選挙公報(web版)を見せようか?なんて思ったところ…
「あれ?候補者、こんなに大勢いるの???」
自分がビックリしてしまいました。

そう言えば、この間駅行った時、ポスター貼る掲示板見て、
「あれ?こんなに大きかったっけな~」
なんて思ったっけ。

それにしても、今まで、こんな人数が立候補してたことあったかな?
もう、何というか、乱立という印象。
(他都府県を見ると、もっとスゴイところありましたが(;''∀''))

選挙公報を見ると、
「今までのよくあるタイプ(選挙の時はイイこと言う)だな~」という紙面もあれば、

「あなたは誰?なぜここに?」
「新手の宗教か何か?」
「これ、国政選挙の選挙公報の紙面で訴えることですの?」
なんて、50代オバちゃんは、つい思ってしまうような紙面も…。

人数が多いだけでなく、内容も??だったりすると、
読んでいて疲れすら感じてきます。
はてさて、誰を選んだモノか。

興味津々で読んでいた二男も、
「なんかさ、人(候補者)いっぱいいるけど、入れたい人、いないかも…」
「どうしよう…」

主張様々過ぎ「選びたい政党」がわからない!?

「比例もあるし、政党から選ぶって考えもあるよね。」と、
気を取り直し、
政党の主張や公約など、読んでみるのですが…。

こちらも、なんだか乱立気味。

「同じようなこと言ってて違いがよくわからない」とか
そのことしか言うことないの?」とか
「国の政策として、言うことなんでしょうか?」とか…。

あれもこれもと、主張されている中で、
については、ココの政党に賛成だけど、その政党の主張するについては、そう思えない。」
なんてことも。

箇条書きの主張の一つを見て、
「あぁ、コレ『そうだよねっ』て思うから、ここかな~?」と二男が言うのだけど、

「でも、その政党の言う『〇〇』は、いいの?」
と聞くと「あ、それは嫌だな。」

悪目立ちしている党首も「何だかな~」だし、
宗教っぽいこと言われても「う~ん」だし、

二男「なんかもう、選びたい政党がわからなくなってきた」
うん、お母さんもだよ…。

情報をほどほど参考に、じっくり考える

考えるのも疲れるし、何だか一般人置いてけぼりのお祭りのような選挙(今回特に)に無力感すら覚えます。

「投票率が低い」と言われがちな若者世代ではなく、50代オバちゃんですが。

それでも、二男にとって記念すべき初投票、
改めて、母も初心に帰って、大切な一票を投じたい!

ネットで色々調べていると、「政党マッチング診断」なるものが複数出てきます。
「面白そう!」と、いくつか試してみることに。

例えば、「候補者と同じアンケートに答えることで、一致度がわかる」もの。

vote.mainichi.jp

他にも、複数の新聞社やテレビ局の行っているものがあり、
それぞれ少しずつ違います。

いくつか試してみて、
「おぉ、この政党と一番あってるとは!!」
という政党名が表示されました。
ふむふむ。結構便利だわ。

しかし、ふと思ったのです。
20問程度のアンケートの一致度が高いと言っても、
自分が大事だと思っている主張の部分が違えば「相性良い」とは言えませんよね。

マヨネーズは「味○素」派で、ベッドより布団が好きで、朝ごはんは「コメ派」でマッチ度高くても、
「貯蓄よりパーッと使おう!」という人とは結婚できませんものねぇ。

しかも、政策が希望と一致していたとしても、次は、その政党や候補者が
「ホントに言ったコト実行できるのか?」
と言う点が重要になってきますよね。

当選してしばらくしたら、「別の政党の人になっちゃってる」なんて
冗談みたいなこともありますもんねぇ。


アレコレ試して、あーでもない、こーでもないと二人で話しているうちに、
何となく、自分が特に大事と思っていること、
国政に望むこと、自分なりの選挙の争点が見えてきたような気がしました。

「誰に、どこに入れたらいいかわからない」のは、
「自分が大事に思っていること」がわからなくなっていたのかもしれません。

便利な世の中になり、情報があふれていますが、
一つの情報に、一方だけの主張に陶酔しすぎず、ほどほど参考にしながら、
自分でじっくり考えなくては。

初体験の二男のおかげで、ベテランのハズの親も考える良い機会になりました。

おまけ:今回、最もショックを受けたことは…

ところで、実は、今回、自分の選挙区の候補者を見て、ビックリした
(というよりショックだった)ことがあるのです。

それは、候補者のほとんどが年下!ということ。
え?あれ?なんで?いつの間に???

高校野球を見てときめいている時に、
「そう言えば、みんな年下じゃん!」
と、ハッと気づいた、大学生の頃のようなショックですよ!

いつか選挙関係の記事も書こうと、下書きの「ネタ集」に書いていたのです。
「自分より年下の候補を選びたい」

あぁ、下書き書いた時の私!
もう、むしろ、ほとんどそうなっちゃってるよ~。

自分の子どもが、二人とも投票するんですもんね。
そりゃそうか。

ほんさき

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