本日は、わけあって頭の中が「痛い」でいっぱいなのです。
何とか気を紛らせようと、草取りしたり、ドラマを見たり。
それでも「痛い」が頭の片隅に。
そんな1日を過ごしていたら、思い出したことがあるのです。
そういえば、私、40代前半に「りんご病」に罹ったのです(多分)。
「子どもがよく罹る病気に、大人になって罹ると酷くなる。」と、よく言われますが、
はい、本当に酷い目に遭ったのでした。
※本記事は私個人の一体験談です。ご了解のうえご覧ください。
体調で気になる症状がある場合、病院を受診してくださいね。
原因不明の関節痛が約3か月
それは、実母を看取ってから約1か月後のこと。季節は早春。
朝、なんとなく両指の感覚がおかしいな?と思ったのです。
曲げにくいような、腫れているような・・・?
実母の葬儀からずっと慌ただしく、
小学生と保育園児を抱えて日々目まぐるしかったその頃。
自分の体調が良いのか悪いのかなんて考える余裕もなく、
倦怠感とか、体が動かしづらいといった症状もありましたが、つい、だましだまし毎日を過ごしていました。
しかし、やがて両指は間違いなく腫れ、明らかに曲げにくい状態に。
雑巾は絞れないし、包丁も持ちにくい。
違和感は手指だけでなく、股関節、膝、肘、足首手首と、あちこちの関節へ。
そのうち、痛みが出はじめ、歩くだけでも全身が痛みだしました。
倦怠感も酷く、立っているのも辛い。
関節の痛みは安静にしても続くようになり、眠るに眠れず。
ウトウトしては痛みでうなされ、自分の声で起きるなんてことも。
もう、どうにも辛くなって、近所の内科をようやく受診。
血液検査の結果「リウマチ因子が陽性」
リウマチを診てくれる整形外科を受診することになったのでした。
そして「リウマチ疑い」で関節痛と付き合いだして約3か月、
原因不明のまま、ようやく症状は治まりました。
結局「リウマチ」とは診断されないまま、その後、症状が出ることはありません。
大人のりんご病はわかりにくい
元気になったのは嬉しいけれど、一体あれは何だったのだろうか?
と、不思議に思っていたのです。
ある日、たまたまその時期に撮った写真を見る機会がありました。
あらかわいい。二男のほっぺが真っ赤です。
「あの頃、保育園でりんご病流行って、大変だったよね~そういえば。」
「あの体調悪かったの、りんご病だったりして。」
なんて、冗談半分で調べてみたら・・・
あら、もしかして、もしかしたかも?
【伝染性紅斑(りんご病)】
伝染性紅斑はヒトパルボウイルスB19を原因とする感染症で、小学校入学前後の子どもに多いのですが大人も感染します。
・・・
子どもと異なる点は、大人では手足の関節痛や腫脹、発熱をしばしば伴うことです。頬部の紅斑(りんごほっぺ)は子どもほど明らかではありません。とくに誘因なく、肘・手関節や手指の関節痛と腫脹を起こして手指が曲がりにくくなり、膝関節痛や股関節痛、腰痛を起こして歩行に困難を感じます。
(引用:診察室でよくみる大人の病気~みやけ内科・循環器科)
色々と、あまりにも当てはまります。
正式に診断されたわけではありませんが、多分二男のりんご病がうつっていた模様です。
まさか、子どもの罹るりんご病に、大人が罹るとは思いもせず、
内科でも整形外科でも、二男のことは全く話していません。
どちらの病院も小児は少なく、りんご病が流行している情報は入っていなかったのだと思われます。
しかも、大人は(私も)ほっぺが赤くなることもなく、非常にわかりづらい。
もしかすると、二男のりんご病の話をしていたら、すぐに原因がわかったのかもしれません。
素人考えで「関係ないから言わなくていいかな」なんて決めつけてはいけませんね。
この、大人のりんご病、普通は1週間程度で自然治癒するのだそうです。
私のように激しい症状が何か月も続くのはレアケースのよう。
(こんなことでレアじゃなくていいんだけどな。)
ただし、妊娠中の女性は、流産の恐れがあるので、うつらないよう注意が必要なのだそうです。
痛みを伝えるのは難しい
あぁ、それにしても、痛い。
痛み止めを飲むか、我慢するか、迷い中です。
「痛みが酷いときに飲んでください」と、頓服薬を処方されましたが、
今、この自分の痛みは薬を飲むほど酷いのか、我慢できるレベルなのか、いつも結構迷うんですよね。
りんご病で整形外科を受診した時も、痛みを伝える難しさを感じました。
診察台に横たわるだけで「うぅぅ・・」とうめき声が出る私。
そんな私に、先生がボードを見せ「どのくらいの痛みか、指さしてください。」
先生が持っていたのはイラストのようなペインスケール。
そりゃもう、痛いんです!
股関節をちょっと押されただけで「ぐぅぉぉ」と変な声出て飛び上がるくらい痛いんです。
しかし、指させと言われても・・・。
かなり痛いから4?いや5?
でも「耐えられないか?」と言われると、耐えられるのかもしれない。
今までで一番痛かったお産の時に比べれば・・そうでもないかも。
お産に耐えられたんだから、これは耐えられるのか?
アレコレ考えすぎて出した答えは、
私「うぅぅ・・・3で。」
医師「え??こんなに痛そうなのに、3なんですか??痛みに強いタイプですか?」
そんなタイプじゃないですけど、痛みレベルなんてわかんないよーーー
まあ、ちょっと指切っただけで大騒ぎする夫と比べれば、
痛みに強いタイプなのかもしれないですが・・。
(別に、痛くないんじゃなくて、騒がないだけよ!)
さて、なぜ私が頭の中「痛い」ばかりかと言いますと、
実は今朝、親知らずを抜いてきたのです。
特に何事もなく無事に素直に抜けましたが、痛いのは痛いですね。
親知らずを抜いた話は、そのうちまたどこかで。
ほんさき
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