今年は特に変化の大きい春を迎えています。
さて、我が家の宅浪生の大学受験結果は1勝1敗。
残念ながら第一志望には届かず終わりました。
模試ではずっと良い判定だったのに、本番は五分五分ライン。
第二志望の大学は桜咲き、二男は迷いに迷った結果、第一志望を変えず挑戦する道を選んだのでした。
志望校を変更するか、残り1か月頑張って挑戦するか、親子で涙交じりに大喧嘩もしました。
合格発表に二男の受験番号はなく、
「志望校を変更させるべきだったか」と、親としては内心何度も何度も思いました。
下の写真は昨年の桜です。
昨年の春は、体調不良で高校卒業すら危ぶまれた二男が受験に挑戦できただけでも良かったと思っていました。
「綺麗に撮れたから、来年の春のブログに使おう!」と思っていた写真です。
宅浪を選択した二男にハラハラし、模試の結果が上向いてきてウキウキし、
共通テストの結果以降はハラハラ、合格発表まではドキドキしっぱなし。
そして落胆する二男を目の前にして、親としての関わり全てが間違いだったかと
一人でひたすらに自分を責める。
そんな、親心がジェットコースター状態の1年でした。
第一志望不合格が決定した後、大慌てで第二志望への進学準備をしながら、
内心は不安ばかり。
2年ほど前、激しい倦怠感で思うように動けず、鬱々としていた頃の二男が言っていた言葉が頭をよぎったりします。
「死にたいと言いたいんじゃない。ただ、なぜ生きるのかわからなくなってきた。」
けれど、私の心配をよそに、ひとしきり落ち込んだ後の二男は
少し晴れ晴れとした顔で言いました。
「色々協力してもらったのに、結果だせなくてごめんなさい。
でも、挑戦させてくれてありがとう。」
「第一志望ではないけど、ここも(第二志望校)行ってみたいとこだったし、
頑張りたいからよろしくお願いします。」
進学の決まった大学も新幹線の距離なので、二男は(待望の)一人暮らしスタートです。
寂しさを感じる暇もなくドタバタ準備。
今年は桜をゆっくり愛でる時間もなく、進学先の近くで夕暮れにサクラサク写真を撮りました(月と一緒に)。
受験は間違いなく勝負だから、第一志望にチャレンジして負けたのは間違いありません。
それでも今は、我が子の場合は、自分で決めさせ挑戦させて良かったと思います。
「もしかしたら合格していたかも?」なんて悔いが残ってしまうタイプのようなので。
大好きなドラマ「初めて恋をした日に読む話(2019年1月~3月放送)」
元ヤン頑張り屋さんの山下先生(中村倫也さん)の大好きなセリフがあるのです。
「世の中いろんな不合格からもう一度がんばってきたやつがほとんどだ。」
きっと大事なのは勝負の後。
しかも、しっかり真正面から言い訳の余地なく勝負を挑むことができました。
負けを負けと認めたうえで「さあ次!」と切り替えてどう生きるか。
そんな強さを得るのも、なかなかいいなと思っています。
最近よく聞いている米津玄師さん。好きな曲の一つ「 LOSER」
メロディもテンポも好きですが、特に歌詞にグッときます。
己がloserでも大丈夫。次に、前に進める。その負けにグダグダ言ってる暇なんてない。
誰だって実は「いろんな不合格」を経験している。負けを自覚している方が、より力強く前を向けるのかもしれない。
そんな風に感じて、勝手に励まされています。
「変わった」と言えば、新曲「LADY」のMVの米津さん、明るい軽やかな雰囲気に変わっていて、これまた素敵でした。
米津玄師 Kenshi Yonezu - LADY - YouTube
しばらくお休みしますと宣言するタイミングを逃したまま、かなりブログお休みしてしまいました。
子どもたちが巣立ってしまって、あまりの生活の変化にまだ少々戸惑っているところです。
今週のお題「変わった」
ほんさき
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