夫婦二人暮らしに戻って早2カ月。
そして、「これからずっと続くのよね~」と、色々としみじみしています。
まあまあ「空の巣症候群」
フルタイムではないにしても仕事もありますし、
子ども部屋も含め家の中片付けていますし、そこそこ動いています。
めそめそなんてしてませんし、
むしろ「ご飯の支度も買い物も、水道代までも楽になったわ~」と思っています。
(もちろん仕送りで家計は火の車ですわ!)
こんな私なので「空の巣症候群」にはならないと思っていたのですけれど、ちょっと怪しい気がしていました。
自分の時間が増えるから「あれもこれもしよう!」と思っていたハズなのに、
ブログもバンバン更新しようと思っていたハズなのに、
なんだかちっとも進みません。
仕事から帰って急いで二人分の夕飯を作り、「遅くなる」と連絡が入って一人で黙々食べて、
遅くなった夫に夕飯を出し、少し話して片付けて、お互い明日も忙しいから急いでお風呂入って寝て・・・
気楽なのだけど、待ち時間も別に苦にならないんだけど、
何年分かの子育ての責任感と緊張感から抜け出してホッとしすぎている毎日です。
夫婦二人暮らしは苦にならないけれど、何を話そうかと思ってしまう時があります。
気を抜くと、思いつく話題は子どもの心配や義両親の心配、仕事の愚痴や天気の心配、世間のヤなニュース・・・
気が滅入りそうで口を開くのをやめてしまい、変な無言の時間ができてしまうこともしばしば。
まあ、夫はあまり気にせず、ポロポロと仕事の愚痴を話していますけれど。
「好き」の持つパワー
まあまあ空っぽ感がある日々のなか、米津玄師さんの声にハマりYouTubeばかり見たり聞いたりしていました。
私はどうも「好き」と思うと、とことんタイプらしく(今頃気づいた!?いや夫に対してはまた別で・・・)
自分でもちょっと怖いなと思うくらい、研究でもしているのかと思うくらいアレコレ調べたくなります。
聴きだして日が浅いので、知らない米津さんの曲だらけ。
YouTubeにあがっていない、古参のファンの方おススメの曲も聴きたい!
アルバムに収録されていない、シングルのカップリング曲も聴きたい!
「好き」の持つパワーはなかなかのもので、
最近まで「音楽配信サービスってなに?」と、自分には縁のないものと思っていたのに、ついにSpotifyのアプリに手を出しました。
洗濯物を干しながら、出勤準備しながら、米津さんの曲を流しっぱなし。
おかげさまで、低血圧には辛い朝もご機嫌に過ごせています。
幸せの感度にハッとする:米津玄師『眼福』
シャッフルで米津さんの曲を延々流していたところ、米津さんにしては(?)結構シンプルに聴こえる「眼福」という曲がふと耳にとまりました。
※四苦八苦してSpotifyの曲を埋め込んでみました。
フルで聴くにはSpotifyのダウンロードが必要なのだそうです。
「眼福」は、2014年4月発売のセカンドアルバム「YANKEE」の10曲目に収録されています。
(ちなみにここでの「YANKEE」の意味の一つは「移民」だそうです。)
メロディーにも心惹かれるのですが、歌詞を読んでハッとしたのでした。
「幸せであるかどうかは、なにを幸せと感じられるか」だと。そして私はそれをすぐ忘れがちだと。
「そんじゃまたね 明日ね」
そんな風に今日を終えども明日なんて見たこともないのにさ
随分あっけらかんとしてるわ望むのは簡単だ あなたのいる未来が
ただこの目に映るくらいでいい私はそれで眼福さ
(引用:米津玄師「眼福」)
結婚しようと決めた時も、子どもたちが生まれた時も、私きっとそんな風に思いました。
大事な人が、この先もただそばで生きているだけで私は幸せだ。
そう言えば、そうだったな~と思い出させてくれる曲でした。
ちなみに、アルバム発売時の米津さん23歳。歌詞を書いた時はきっと22歳!
語彙力が不足して「すごい」以外の誉め言葉が見つかりません。
すごさに加えて若いからこその感性でしょうかね。
もちろん曲全体としては若い恋人同士を描いているのでしょうが、
50代のおばちゃんの心にも刺さりました。
↓↓↓公式MVはないのですが、ギターのカバーの動画(歌は米津さん)をYouTubeよりお借りしました。
結局、配信サービスで聴けるにも関わらず、アルバムを購入してしまいました。
(火の車だったのでは・・・(゚д゚lll) 頑張って働きます。)
公式のアルバムクロスフェードも貼らせてください。↓↓↓
ご存じの方も多いでしょうが、イラストも米津さんが描いてます。
イラストも好きで、CDの赤色も綺麗で、購入してしまいました。
米津さんのおかげで「幸せの感度」を改めて考えたのです。
ちょっとモヤッとする瞬間があっても、考えが食い違っても、
あらまあ、おやおやと、夫婦二人暮らしを少し優しい気持ちで、少し離れて眺めるような気持ちでいます。
こうしてお互い元気に過ごしていられるのも、いつまでかわかりません。
米津さんの言葉を借りれば「明日なんて見たこともない」のだから。
ただ、日々特に変わりなく暮らしていけること、
日常のなかで家族の姿が目に入り、
子どもたちからのlineの文字が目に入る。
「私はそれで眼福さ」と内心つぶやいて、知らず知らず笑顔になれる
そんな日々を送っています。
ほんさき
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