子どもの一人暮らしを機に、家中の片付けに手を付けました。
まだ完全ではありませんが、「残しておくもの」と「処分するもの」の大まかな仕分けができました。
さて、次の課題は大量の「処分するもの」をどのように処分するか。
これがなかなかに難しい。
最終的には「古着deワクチン(寄付)」「ワールドギフト(寄付)」「バリューブックス(買取)」の3種類のサービスを利用して、
罪悪感を最小限にしつつ家にいながら処分することができました。
不用品の処分に2つの課題
【課題1】「勿体ない」が邪魔をする
処分すると決めたものは、今後の夫婦二人の生活には必要でないもの。
しかし、ただゴミとして捨てるのは勿体ないと感じてしまうものも多々あります。
この「勿体ない」の感覚、普段の生活では大切ですが、こと片付けに関してはなかなかにクセモノ。
処分の判断さえ揺らいで、「やっぱり、とりあえずとっておこうか?」とクローゼットに戻したり・・・。
そうやって、何年もそのままになっていたのだから、今後も使わないに違いない!
勿体ない気持ちが少しでも和らぐ処分方法として思いつくのは「必要としてくれる人に利用してもらう」こと。
しかし、私が子どもの頃と違い、親戚やご近所さんにお下がりを譲るなんてことは、ちょっと抵抗があります。(迷惑かもしれないし、何かと気を使います(;'∀'))
【課題2】自力での処分が大変
さて、ゴミで捨てない、どこかの誰かに利用してもらうとなると、ブックオフや買取サービス色々
最終手段としてはPTAの廃品回収(結局ごみになっちゃう?)かな?と思ったのです。
しかし、あくまでも私の場合ですが、2つ目の課題。
大量の不用品を自力で「その場所」まで運ばなければなりません。
そうなると、自分では車の運転ができないので、夫と相談しながら。
そうそう近場にもありませんし、気軽に「あそこに持っていこう!」とはできません。
これはこの年齢で今どき運転できない珍しいパターンかもしれませんが、
高齢になり免許返納される人にも言えることだと思うんですよね。
寄付と買取の集荷サービスを探す
この2つの課題を解決すべく、ネットでアレコレ検索。
できるだけモノを再利用してもらえ、できるだけ誰かのお役に立ちそうで、家に集荷に来てもらえるサービスはないかしら・・・
検索の結果、我が家では今回「古着deワクチン(寄付)」「ワールドギフト(寄付)」「バリューブックス(買取)」の3種類のサービスを利用することにしました。
※ちなみに、我が家の衣類は買い取ってもらえるほどのブランドものや新品状態のモノではないので、寄付することにしました。
衣類(寄付):「古着deワクチン」
子どもたちの着なくなった服、いつか着るかも?ととっておいた自分の若い頃の服、
何故かとっておいた子どもの中学校の体操服・・・
古着も4人分となると結構な量になります。
あまりにも汚れているものは捨てますが、まだ着られる服は「古着deワクチン」を利用して寄付することにしました。
服が再利用されることに加え、寄付ごとにポリオワクチンを開発途上国の子どもたちに送ることができます。
「古着deワクチン」を注文するだけで、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会を通じて
開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられ、
一口につき5人の命を救うことができます。
利用の仕方は非常に簡単。
まずホームページから「回収キット(服を入れるための特大紙袋)」を購入し、
自宅に届く「回収キット」に、送りたい服を入れ、しっかり封をします。
※電話でも受け付け可能
一緒に届く説明書に書いてある方法で集荷依頼をし、
希望した日時に集荷にこられる(佐川急便さん)ので、お願いして終了です。
注意点としては、説明書にも書いてありますが、
紙袋が特大で目いっぱい入れると自力で動かせない重さになること。
ある程度詰めたら、最後は集荷日に玄関で詰めたほうが無難です。
私は利用が2回目なのですが、今回ホームページを確認したところ、
少し小さめサイズの「回収キット」も販売開始されていたので、より気軽に利用できるようになっていました。
実は今回、最初に依頼した日時に外出する用事ができてしまったのですが、
「古着deワクチン」の連絡先にお電話してスムーズに日程変更ができました。
★「古着deワクチン」以外にも、生協のファイバーリサイクルセンターに送ったこともあります。
特定非営利活動法人日本ファイバーリサイクル連帯協議会 | 衣類や毛布、バッグ、生地、靴などを回収し、リユース事業でパキスタンのスラムにある学校を支援する、国際協力NGO JFSA(千葉・柏)
文具・頂きものなどの不用品(寄付):ワールドギフト
衣類以外の不用品はワールドギフトを利用して寄付することにしました。
文具など、使いかけでも使用できるものは寄付できます。
他にも、頂いたものの使うあてのない雑貨類など色々受け入れてくださっています。
実は、利用するのは5回目くらい。
最初は二男のランドセルの寄付でお世話になりました。
こちらもホームページ(※電話も可能)から集荷依頼を申し込みます。
送る箱のサイズによって集荷依頼先が変わりますので、
ある程度箱詰めが済みサイズがわかってから申し込む必要があります。
箱サイズごとの寄付金を払い、お願いした集荷指定日までに荷造りして待つだけです。
書籍(買取):バリューブックス
今回の片付けでは、不用品に書籍もかなり多かった!
なにしろ宅浪生が晴れて大学生になれましたので、参考書が完全な不用品。しかも結構な量なのです。
頑張って勉強したとはいえ、書き込みせずに使用したものは綺麗な状態です。
通信制の塾の指定で、アレコレせっせと探した参考書。
なんとなく捨てたくはない。いらんけれども。
こちらは利用2回目、バリューブックスを利用しました。
こちらは寄付ではなく買取サービスなので、ホームページから会員登録が必要です。
(本人証明書類と買い取った金額を振り込む口座の登録も必要です。)
会員登録後、集荷依頼できます。
ホームページには、買取に出すための準備や、買取対象となるかの基準なども詳しく記事にされてわかりやすいです。
私がこのサービスを利用するきっかけは「送料無料クーポン」
最近、書籍やCDを購入することが増えた「楽天ブックス」の商品に同封されていました。
本来ならば、ひと箱500円かかる送料が無料!
ならば利用してみようかな?と思い使ってみたら、便利だったのでリピートしています。
時々、送料無料だったり、ポイントアップだったり、色々キャンペーンもしているようです。(私は、今のところ送料無料クーポンばかり使っています(;'∀'))
査定額に納得いかなければ返送(無料)も可能です。
私は、あまりこだわらず査定と振込を同時にお願いしています。
今回、段ボールひと箱の参考書類、3,000円以上にはなりました。
(モノと状態によりますので、参考までに。)
今回、不用品の処分に利用した「古着deワクチン(寄付)」「ワールドギフト(寄付)」「バリューブックス(買取)」。
それぞれ、受付できるモノやその状態が異なります。
新品に限るとか、○○程度の中古品は可能とか、靴下や肌着はOKかNGか・・
また、集荷サービスは非常に便利ですが、こちらが守るべき送り方のルールもあります。
もしも、「利用してみようかな?」と思われた方は、是非ご確認のうえ、ご利用くださいね。
さて、それぞれの集荷も無事終了し、ようやくすっきりしてきた我が家ですが、
先日また本屋さんに立ち寄ってしまい、数冊衝動買いしてきてしまいました。
もう極力物は増やさない!とか、図書館のwebサービス利用しようとか、
色々考えてたはずなのだけどな~。
スッキリすると何か物足りない気がするという危ない状態。
スッキリに慣れることから始めなければ。
ほんさき
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